2024年3月1日より受付電話番号を廃止し、全ての修理予約は公式LINEからとなりました。
PCX125の相次ぐ型式変更は、昨今の環境保全による厳しい排ガス規制に起因しています。
JF28から始まり、モデルチェンジし、JF56→排ガス規制→JF81 ここで再度モデルチェンジし、JK05 と現行に至っております。
それぞれで細かくパーツが違ったりするんですが、今回行うセンターリッドカバーの脱着に関しては現行も含め、ほぼ一緒です。
個人的に、PCX、ステップの中央が出っ張ってるのがイケすかないんですが、ガソリンタンクがあるんで致し方ありません。
このリッドカバー外しですが、メットインボックスを外す際に干渉します。
なので、どっちを先に外すか、それはメンテナンスの内容次第になるわけですが、今回はリッドカバーのみを外してみたいと思います。
正直、外すのも装着するのも、ムズいです。
順番を無視している感は否めないのですが、リッドカバーケーブルがうまく動かなくなった場合には重宝する作業です。
シート下に見える#3プラスネジを外します。
リッドカバーを開けロック部脇にある2本の#2プラスビスを外す。
ビス形状です。
まず、シートヒンジ部から見て、センターカバーの端がメットインボックスに掛かっているのがわかるだろうか?
これを最初にかわしておくと後で楽ちんだ。
作業がしにくい場合はシートを外すのもイイだろう。
レッグモール部にハマるツメを、後方にずらしながら外します。
外すというより、ツメを浮かせるのが正しいかな。
コツは、リッドカバー辺りを支点にして、折り曲げる力を使うのがイイだろう。
シート部をかわすのがなかなかコツが要るのだが、そこさえ外れてしまえばあとは引き抜くだけだ。
弓状になっているから、余計にムズイんですよね。
リッドカバーが外れた様子です。
駆動しているケーブルが見えると思うが、これが何らかの原因で動きが悪くなると、リッドが開かないトラブルとなる。
さらに、レッグシールドやレッグモールなども、このリッドカバー内側でビス留めされていたりするので、外装外しには必須作業となる。
お次はボディカバーやメットインボックス外しなどに進んでみよう。
ではでは。
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