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【マニュアル】ダンクのバッテリー交換をしてまるで新車のように始動性をUPさせる!
さて、今回はメンテナンスマニュアルです。
たまたま入庫したダンク(AF78)がバッテリー上がりを起こしていたので、ついでにマニュアル化しました。
このシリーズ、アイドリングストップ機能が付いています。
原因は、ずばりこのムダな機能です。
ダンク系の水冷エンジンは始動の際にセルモーターを使用しておらず、ジェネレーターというところに強力なマグネットの力でS極とN極を発生させ、クランクというエンジンの回転そのものを回す構造です。
リニアモーターのちっこい版と考えて差し支えないです。
トゥデイなどのような、セルモーターを回してピニオンを回してクランクを回すよりは、回転エネルギーの損失は少ないですが、信号待ちでまいどまいどエンジン止めて、掛けてを繰り返せば、バッテリーは消耗します。
前々から言っていますが、原チャリのアイドルストップを100台やるよりも、原付バイクの魅力を再認識して頂いて、たった1台の乗用車通勤を原チャリに変えて貰った方が、環境向上には効果があります。
つまり、原付バイクの法規制の緩和、例えば、駐車フリー、30km/h規制解除、補助金優遇などをすれば、たった3年で結果出せますよ。
はい、くだらない話しをしましたー
作業に入ります。

このダンクですが、前期型をAF74、後期型をAF78という型式チェンジを行っており、排ガス規制により変更となっています。
そのいずれの型式においても、今回は対応可能です。
また、実は、同じエンジンを積む、タクト(AF75・AF79)やジョグ(ホンダOEM車)などにも対応可能である。

メットイン開けて、この乳白色のカバーがバッテリーボックスカバーとなります。
これ、外しますね。

この黒いポッチ、アンカークリップと呼んでいます。
真ん中をプッシュするタイプなので、工具を使って押します。

すると、フリーになりますので、引き抜きます。


こんな形状になっている。
今度、付けるときは、ポッチを逆に飛び出させた状態で押し入れるのが正解です。

こn乳白色のカバーを取り外します。

これでバッテリーが露出しましたね。
上部には、ヒューズボックスがありますが、もう昔の軽自動車並みのボックスですね。

バッテリー押さえアングルを外します。
10mmか、#3プラスを使って外します。

こんなネジです。

アングルが取れました。

バッテリーは横になって入っています。
プラス・マイナス端子を外します。

あとは引き出すだけです。
以外とでっかいバッテリーが入っています。











バッテリー型番は、GTZ6V と言う、かなり特殊系です。
容量は7番より上というモノです。
ただ、寸法自体は、YTZ7S系と同じなので代用は効くと思います。
ではでは。











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