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【マニュアル】シグナスX(SE12J)のセル不調の際にやりたい!バッテリーDIY交換法をプロが伝授!
最近の原付二種で不便なこと、それはキックレバーが付いていないんですよね~
もし、セルスターターが何らかのトラブルで効かなくなるとエンジン始動ができなくなります。
キックギアなど、コストが低減するのはわかりますし、すべての駆動が電力に依存して来ているのも要因でしょう。
今回紹介する個体は、シグナスX(SE12J)ですが、ギリギリ、キックギアが付いている車種。
キャブレター車ということもあり、電力に依存しない燃料供給ということもあり、キック始動での意味があるわけです。
つまり、バッテリーが装着されていなくても、エンジンは掛かる仕様なんです。
エンジンが掛からなくなると、真っ先にバッテリー交換をするユーザーが居ますが、それは間違いな行動。
まずは、自分の愛車がキャブ車なのか?インジェクション車なのか?調べましょう。
キャブ車なら、キックを踏んでエンジンが掛かるはずで、掛からなければ、どっか他に原因があると考えてください。
とは言え、キックをいちいち踏んでエンジンを掛けるなんてナンセンスです。
セルボタンを押して、スマートにエンジンを掛けたいモノですよね。
そこで、セルが効かなくなってしまった場合の、バッテリー交換法を今回レクチャーしてみたいと思います。
口を酸っぱくて言いますが、エンジンはキック始動できるのが前提で、あくまでセルが効かない場合、バッテリー交換する方法です。
エンジンがキックで掛からないのに、バッテリー交換しても無意味ですので。
バッテリー格納庫はココです。
バッテリーボックスカバーのT25トルクスビスを外します。
盗難防止にトルクスビスを使っています。
マイナスドライバーでも六角レンチでも外すことができるので、あんまし意味無いですけどね。
これでバッテリーボックスカバーが外れます。
バッテリーが縦置きに入っているのですが、中で遊ばないように留めアングルがあります。
#3プラスネジで留まっているので、これを外します。
なんか、無骨なパーツですね。
配線の取り回しもそうなんですが、荒っぽい作りで、いかにも台湾ヤマハって感じです。
これでバッテリーが引き出せます。
引き出してから、プラス・マイナス端子ネジを外し離脱させます。
型番は、YTX7A-BS です。
大きなバッテリーなんですが、高さを抑えてあるタイプなんです。
原付だと、ほぼ、このシグナスシリーズしか使用されていなんじゃないかな。
ぜひ、DIY交換をチャレンジしてみてください。
ではでは。
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