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スズキのレッツ5(CA47A)は、最初っから見ませんねー
売れてなかったんでしょうね。
なんかもっさりしてて、新車で購入はなかなか腰が重いですもんね。
そもそも、レッツ4フォーマットのコンパクトボディをグレードアップ指向に振ったって限界があります。
空冷エンジンは熱ダレしやすいし、シリンダー内メッキは薄く焼き付きしやすいエンジンでもあり、重たくなった分、ウィークポイントが増えただけという感じです。
それをわかってか、レッツ4も長く併売していたのが、逃げ逃げの戦略ですね、スズキ。
この話しのあと、イイところも出してフォローしたいんですが、ほんとに無いんです。
今回入庫のお客様は、自分で言ってました。
「このバイク、ちょーダメなんすけど!新車の頃から調子悪くてエンストこきまくるんです」
もっとマジメにバイク作って、スズキよ。
この個体も走行距離わずか3000kmですが、シートが開かなくなったんです。
シートケーブルの取り付けネジが、メインキーに装着されているのですが、それが振動で取れちゃったようです。
そんなこんなでフロントカバーを開けましたので、ついでにマニュアル化しました。
このフロントカバーは大きいね。
下廻りまでワンピースなんです。
正面の#3プラスネジを外します。
インナー側の4本の#2プラスビスを外します。
下廻りの#2プラスビス、さらに、内側にアンカークリップがハマっています。
クリップはプッシュタイプです。
真ん中のぽっちを押すことでフリーになります。
ツメの形状を確認しながら、バコっと思い切りよく外しましょう。
ウィンカーのコネクターが留まっているので、これを外します。
これで外れました。
電装系が集中しているので、確認してみましょう。
まず、メインキーに装着されているのが、レギュレターです。
真ん中にゴムで留まっているのでウィンカーリレー。
その下に横になって留まっているのが、フューエルカットセンサーです。
車体をコカしたりした時に、大きく傾くのを検知し、燃料の流れ出しを止める安全装置です。
メインキーを外し、ネジを留め直したら、シートケーブルはすんなり機能しました。
まったく、勝手に緩むとは、驚きました。
では、今回はここまでで。
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