ガッチャでは、外装一式を新品交換する外装一式交換パックもやっております。
これは、純正互換品として、台湾製の良質なパーツを入れることができるので、そのパーツを使った外装一式交換ができ、ぼろぼろだった貴方の原付を、まるで新車のようにリフレッシュさせることができます。
特に、塗装がペキペキと剥がれてしまうリコールのあったトゥデイ(AF61)とディオ(AF62)に最適なプランです。
ただし、ネットオークションやネットフリマで一台原付バイクが買えるぐらいは予算が必要です。
つまり、今の愛車の状態がエンジンや機関は調子良いが、外装だけがボロかったり、カラーが気に食わないってユーザーにはピッタリですが、エンジンも調子悪いって場合は買い替えたほうが得策です。
あらかたユーザーは選びますが、ガッチャで外装交換したお客様は少なくありません。
今回、その作業の一部を抜粋し、ボディカバーを離脱させて、センターカバーとテールユニットなどをバラバラに分解して、色物パーツを交換する過程をレクチャーしてみます。
この作業、あくまでキャブ仕様である、AF61型を対象としているのですが、AF67型も、ほぼ同一の作業となりますので応用は効きます。
前回の作業から、メットインボックスは外れているので、まだ外れていない場合は参考にしてください。
まずはリアキャリアを外して行きます。

まず、後方から見てテール上部に留まる10mmネジを反時計回りで緩め外します。

もうこれだけです。

これでリアキャリアが離脱でき、さらにテールユニットの共締めも外すことが出来ました。
次に、テールユニット部辺りを見ます。

ナンバープレート上部、テールランプ下部に、フレームに留まる10mmネジが2本ありますので、これを外します。




次は、そのちょい前。
フェンダー脇と留まるアンカークリップがあるので、プッシュしてフリーにして、外しちゃいます。
これは左右両側に留まっていますので、いずれも外す。

ぐっと前に来まして、今度はステップと留まる#2プラスビスを外します。
これも左右両側で外します。

これで留まっているモノはなにもありませんので、いよいよステップからボディカバー自体を持ち上げて外します。
これはコツ、ありません。
ただ力で持ち上げるだけです。

テールユニットのコネクターが2個あります。


樹脂カバーに対してセットされているので、ツメを握ってコネクターを両側外します。

これでボディカバーが離脱しました。

通常はここまで作業は完了なのですが、今回見て頂くとわかるとおり、ボディカバー色物パーツとセンターカバーを新品交換しました。
なので、この先もやってみたいと思います。

これがセンターカバーです。
センターカバーとボディカバーは全部で3ピースのパーツで構成しているわけです。
これをそれぞれバラして行きますね。




裏側から左右それぞれで2本の#2プラスビスで留まっています。
合計4本のビスを外します。

ツメとポッチでハマっているので、ビスを外した時点では分離しません。
ある程度アクションを起こして、分離させます。

ボディカバー2ピースとセンターカバーで分離しました。
この時点で、センターカバー交換はこれで完了です。
さらに、今回はボディカバー左右を交換するので、この先の作業に進みます。




テールユニットを外します。

裏から見ると、#2プラスビス2本で留まっています。
これを外します。
ただこんだけです。

あとは、ボディカバー脇に流れる配線留めをかわせばOK。

これでテールユニットが離脱しました。

ボディカバーは左右両側組み合わせの2ピース構造なので、真ん中で留まる#2プラスビスを外します。

これも、かなりぴっちりとツメでハマっているので、すこしこじってもイイのでアクションを起こして分離させます。

これで左右ボディカバーも分離し、テールユニット、センターカバーと共にバラバラになりましたね。
色物外装パーツを交換する場合も、この手順となります。
カバーとカバーを留めるビスは、通常より短いタイプになりますので、それだけ組付けの際に間違わないようにしておきましょう。
ではでは。