ガッチャでは、消耗品をセット交換するリフレッシュパックというオトクな修理プランがあります。
このリフレッシュパックは、基本的に現場で完結する作業になるのですが、まれに、お引き上げにて工場にて行う場合があります。
例えばパーツが一時的に在庫切れの場合だったり、他の修理との混在だったり。
そうした場合は、必ず、消耗品を交換する前と後で試乗計測をします。
燃費と最高速、加速感です。
その中でも体感的に改善するのが、エアフィルター交換です。
燃費は体感こそできませんが、確実に上がっていることは実証済みです。
体感できるモノとしては、最高速です。
限界MAXで走る原付バイクだからこそ、あとひと伸び、2~3km/hぐらいが伸びると、世界はガラリと変わります。
LINEで繋がっているお客様からは、消耗品の交換をした後に「いやー 最高速が上がったよ!」と絶賛のメッセージを頂けたりするのは、嬉しいことです。
特に、今回紹介する空冷エンジンのトゥデイ(AF61)は、キャブ車であり、かなり消耗品のコンディションに依存するところがあります。
すかっとキレイなエアフィルター交換することによって、しっかり最高速を出し、さらに、燃費も伸ばすというメンテナンスをしてみましょー。
精神衛生上でも良いことは確かです。

まず、脇から見て#2プラスビスを7本外します。
意外と長いビスを使っているので、手回しだと疲れちゃいますよ。

ボックスカバーを外します。
するとフィルター部が露出します。

だいぶ汚れています。
このフィルター部で大きな目に見える汚れと、PM2.5や排気ガスに含まれる微粒子を取り除くのですが、たまにエアーガンで吹いてるバイク屋が居るんですが、あれ、ダメですから。
微粒子な汚れはどんなことしても取れませんので、吸着させたままゴミにポイして下さい。
変に粒子を空気中に飛ばして、自分で吸い込むとカラダに悪いです。
発ガン性物質ですからね。

これが交換するエアフィルターです。
デカいんです。
意味も無くデカ過ぎるんで、ほんと廃棄に苦労します。
このエアフィルターですが、キャブ車であるAF61 と インジェクションAF67 のモノとは違うパーツになっていますので、間違えないように注意下さい。




あと、ボックス内部のココ。
ブローバイオイルが溜まりやすい場所なんですよね。
ココをキレイにしておきましょう。

これは、純正互換のNTB製です。
おそらく中国ホンダのモノと大して価格も変わらないように思いましたが、ま、そこは信頼のNTBということで、ガッチャでは使用しています。
フィルターの紙の材質も悪くないです。
これならしっかり吸着してくれそうですよ。
さ、交換をしてみて、最高速チェレンジしてみていかがでしたか?
きっと最高速が伸びたはずです。
ではでは。




