前回のレクチャー記事で、ジョーカー50/90のマフラー外しをやりました。
このマフラーを外すという作業自体、マフラー交換時を除くと、単独で外すケースはそうそうありません。
しかし、リアタイヤ・ホイールのメンテナンス、つまり、タイヤ交換やブレーキシュー交換の際には、必ずやらなければならない、順序に絡む作業となります。
そうなると、タイヤorブレーキシューを交換するのに→ホイールを外さないとならない→ホイールを外すのにマフラーを外さないとならない→マフラー外すのにメットインボックスを外さないとならない。
この流れは避けては通れない作業順序となります。
ま、何にしてもユーザーにとって厄介なトラブルが、リア足廻りということになるでしょう。
なので、レクチャーをしたとしても、正直、工具もわんさと必要ですし、ハードルは高いです。
もし、ご自身でどーしてもやりたい!とゆーDIYユーザーは参考にしてください。
その他、苦労を時間で買いたいとゆーユーザーは、ガッチャにお問い合わせ頂ければ。
タイヤがパンクしちゃったユーザーさんは
ブレーキシューを交換したい、またはブレーキが固着してしまったユーザーさんは
そして今回の作業ですが、車両個体はジョーカーでやっている作業なんですが、エンジンをまったく同じとする、リード50/90(AF20/HF05)シリーズ、ブロード・キャビーナ兄弟にも対応できます。
つまり、すべて、この車種郡の購入パーツは同型です。
「流用パーツ」という言い方をするのだが、記載が無くても同じブレーキシューを使っているので、心配はいらない。
さて、前回のレクチャーから、マフラーは外れているので、そこからスタートだ。

センターナットを外して行きます。

画像がボヤボヤなのはご愛嬌といことで。
夜作業やると暗いんですよね。
センターのナット、24mmを外します。

ハッキリ言って、機械工具を使うのがベストです。
コードレスインパクトレンチを買いたがるユーザーも多いんですが、ガッチャのオススメとしては、1台、機械工具を買うならば、コードレスではなく、有線式の電気インパクトドライバーを買うのがベストです。
力がある。力が持続する。たまに使う時にバッテリー放電に悩まされずに済む。
という理由です。
マキタとBOSCHに関しては、バッテリーを工具に付けっぱなしにして1ヶ月も使わないとバッテリーが勝手に放電しちゃって、使いたい時に使えないということになります。
なんかしら、バッテリーのBMSがダメなんでしょうね。
充電式を買うなら、HIKOKIのマルチボルトがオススメ。









でも、やれ36Vだ、40Vだ、と言っても、4万円近く出しても、歯が立たない可能性があるのが、このリアホイールセンターナット外しなんです。
ならば、パワーが安定している2万円前後で買える電気コード式のインパクトドライバーがコスパがすこぶるイイわけで、絶対的な一台が欲しい!と考えた場合、こっちになるわけです。
超強力タイプならこちら▼





DIYレベルならこちらで十分です▼






強力タイプの場合、ホイールでも駆動系でも単車も含め、バイクメンテではまず回せないネジはありません。
その代わり、工具自体が重たいので、原付専門のユーザーであればDIYタイプで十分でしょう。

その24mmナットが外れました。
緩み止めになっているので、余計に固いんですよね。

これで、ホイールが外れました。
タイヤ交換の際は、これでタイヤ脱着作業に取り掛かって下さい。
その作業は、また今度やります。
今回はブレーキシュー交換作業に取り掛かりましょう。

リア駆動躯体に付いているのが、ブレーキシューです。

構造を確認すると、開くことでブレーキを掛け、バネで戻るようになっていますね。
これを手の力だけで外して行きます。

むむむ!
これは筋肉です。
コツはないです。
ただただ、開く力です。

なるべくバネを飛ばさないようにしながら外して下さいね。

外れました。

ブレーキ室をエアーガンなどでキレイに掃除しておきましょう。

新品ブレーキシューの純正型番は 06450-178-932 です。
とは言え、ネットには互換品がわんさとありますので、それでぜんぜんOKです。
外したように装着してみましょう。

これはやってもやらなくてもイイんですが、ペーパーやすりで角を落として行きましょう。

ちょろっとで大丈夫です。

リアホイールを装着して、あとはブレーキアームの調整に入ります。
レバーを握ってみて、時計回り、反時計回り、どちらかに回して自分の好きな遊びに調整してみて下さい。
少し握って効き始めるのが好きな場合→反時計回りで緩める
ちょっと握ることでガツン!って効く方が好きな場合→時計回りで締める
好みで調整下さい。
ではでは。










