原付二種で今だ人気の車種が、このアドレスV125(CF46A・CF4EA)である。
50ccの車格で125ccエンジンを積んでおり、軽量かつ俊敏というのがこのV125の最大の魅力であろう。
レッツ4のベストセラーもそうだが、この方向性をスズキは貫き通せばそれなりに、ホンダとヤマハに対等に戦えるのではないかと考えていたが、原付二種に至っては、どんどん大型化してしまった。
苦境でしょうね。
そもそもデザインが良くないので、イマイチ新車を欲しいと思わせないのがアダになっていますね。
なので、今だ、このコンパクトなV125を中古でも欲するユーザーが多いのも納得です。
ただトラブルが多く、エンジンストップは頻発しています。
まして、これから真夏になると空冷ゆえのオーバーヒートもあり、熱から来る点火プラグの劣化も著しいモノです。
そこでDIY交換で元気を保てる、プラグ交換法をやってみたいと思います。
今回の作業ですが、V125とV125Gの初期型CF46A型・後期型CF4EA型に対応しています。
モデルチェンジしたCF4MA型のV125Sとベーシック、SSなどは、また違う手順になりますので。

まず、俯瞰説明すると、緑のセンターカバーと赤のプラグメンテカバー、両方外して作業します。
あまりにもプラグメンテカバーがちっちゃいので、ココだけでは埒が明かないので。

赤丸がアンカークリップ2本。
緑丸が#2プラスビス2本をそれぞれ外す。

アンカークリップはプッシュタイプだ。

真ん中のポッチを押すとフリーになる。

これで外れます。
取り付ける際は、真ん中のポッチを引き出して、押してロックとなる。

マイナスを突っ込む切り込みがあるので、突っ込んでこじるとセンターカバーが取れる。

センターカバーが離脱しました。
するとエンジンヘッドが露出します。

ヘッド脇にプラグキャップが見えます。
このセンターカバー内から手を入れてキャップを外します。

ここでやっと、プラグメンテカバーを開けます。

裏から手を回して外します。
ちっこいパーツなので、無くさないように注意だ。

このプラグメンテカバーから、まっすぐプラグに向かってレンチを入れられるようになっているわけだ。
反時計回りでプラグを外してみよう。






なんかきったねープラグですね。
電極もかなりすり減っているみたいで、こりゃ爆発しないですね。
おそらく締め付けも甘く、圧縮漏れを起こしていたかも知れません。
プラグ型番は、CR6HSA です。



ごくごく一般的な、トゥデイやディオ、レッツ4などとも一緒のタイプになります。
ネットでは500円ぐらいで売っているので、半年一回交換でもイイぐらいですね。
交換すると、始動性は抜群によくなり、燃費もアップ間違いないですよ。
一度やってみて下さい。
ではでは。




