さて、今回はメンテナンスマニュアルです。
車両はダンク(AF78)。
比較的新しいホンダで、とにかく電子制御が進んでいます。
アイドリングストップ機構もそうですが、スピードメーターなどもケーブルは走っていません。
新型水冷エンジンを積んでいるのですが、よくこれだけ軽量に作ったなー という印象。
ダンクは特にリアキャリアも無いということもあり、すっきりコンパクトにまとまっている感じがする。
このダンクのエアクリーナーを交換してみたい。
4ストスクーターのエアクリーナーは、プラグ以上にエンジンの調子を見れる指標となる消耗パーツだ。
エアクリーナーを開ければ、今、どんな調子なのか わかる部分だ。
早速作業に取り掛かろう。
まずは、エアクリーナーボックスが留まるビスを確認。

パっと見、3本はすぐに確認できるだろう。
この#2プラスビスを外す。
そして、ボックス前方に目を移すと、さらに1本が見えるはずだ。

すこーし目を凝らさないと見えないと思う。

さらに1本がこのサイドモールカバーの穴からじゃないと回せない。
これ、最近のホンダによくあるパターン。
スタイリッシュにしたいのはわかるが、なにも被さなくてもイイだろに。

ボックスカバー裏を見ると、それほど汚れていない。
つまり、砂利道などは走っていないようで、エアフィルターはそれほど汚れていないと推測できる。

2万km走行距離のこの個体としては、キレイだ。
ねっとりもしていない。

しつこいですが、この廻りの黒い樹脂って要るか~?
フィルター部分だけ交換できる造りになれば、コストも安くなれば、交換も楽になるとは思うんだけどね。
つくづく、なに考えてるかわからん。

新旧のエアフィルターを比べるとこんな感じ。
4ストエアフィルターはエアーガンなどで吹いてもキレイになりませんので、必ず交換です。
新品価格もそんなに高いもんではないので、ぽんぽん交換して行こう。