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【マニュアル】コツひとつで劇的にやりやすくなる!アドレスV100のエアクリーナーを外してエレメント交換する方法 4.67/5 (6)

アドレスV100のエアクリメンテ
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ネット広報部(大谷っち)

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今回紹介するアドレスV100ですが、なにがやりにくいって、一番厄介なのがエアクリーナーから、キャブに繋がる作業ではないでしょうか。

2ストのキャブ車ですから、ちょっと調子を落とすとキャブレター洗浄をする必要に見舞われます。

その度に、やる作業としては、かなり厄介な部類に入るでしょう。

バイク屋さんの大半が、このアドレスV100の入庫を嫌がるのは、この作業性の悪さからです。

つまり、乗る側としては、修理を断れるリスクを考えて、この車種を購入する必要性があります。

うそだー!と思ってるユーザーも多いでしょうが、これ、ほんとです。

やりにくい、とっつきにくい車種は、いくらユーザーが困っていても自分本位で断ります。

ちょっと他の商売では考えられないかも知れませんが、それが実情です。

バイク業界って腐ってるんです。

ま、そーしたのも、世の中が悪いんですけどね。

バイク屋をやるよーな人間って、そもそも工場でもくもくと作業したい性分なんですが、世の中って、実店舗ある事業しか信用しないでしょ?

これは自治体や行政、国も、銀行も、世の中の仕組み自体が、店舗を開いていないと信用に値しないとしているから、やむなくバイク屋としてウェルカム展開しているわけです。

もくもくと作業したい人間が、素人のユーザーに優しく接するわけが無いんです。

腕よりも、店舗としてムダな装飾をしているところを信用する考え方が悪い と、元々わたしは思っていますので、よくバイク屋さんとモメる話しを聞きますが、どっちもどっちやな と思っています。

また脱線しましたが、そのV100のエアクリーナー廻りのメンテナンスを劇的ににやりやすくする、たったひとつのコツを実践してみたいと思います。

前回、マフラーを外した作業をしたのですが、マフラーが付いたままでも作業はできます。

ただ、その過程でエアクリボックスを外す作業と同一作業があるので、画像の使いまわしをしています。

また、今回の作業は、CE11A型 にも、CE13A型 にも完全対応です。

早速パーツリストを見てみましょう。

アドレスV100のエアクリメンテパーツリスト

とても複雑なのがわかります。

6ピースからなっているのが、エアクリーナーボックスで、エレメント(フィルタアッシ)が内蔵されており、スライダというパーツで固定している構造です。

どのパーツが欠落しても、微妙に吹け上がりが悪くなったりするので、どれも必須パーツを考えて頂いてイイと思います。

アドレスV100のエアクリメンテ

リアタイヤのすぐ前方に見えるのがキャブレター本体です。

この上側部分に、ゴムカバーが被っているのがわかりますかね。

中古車になると、これすら取り付けられていない個体もありますが、もし、被っているならば、事前に外しておくと作業しやすいです。

アドレスV100のエアクリメンテ

カンタンに外れますんで。

そして、ココが最大のポイントなんですが、とにかく、作業領域が狭いのが、このV100のやりにくい要因。

そこで、作業領域にしっかり手が入るように、広げるため、リアサスを外し、リアタイヤを落とすわけです。

これがコツなんです。

アドレスV100のエアクリメンテ

クランクケースに留まる14mmボルトを外します。

アドレスV100のエアクリメンテ

ボルトを抜くと、ゴトンっとリアタイヤ・ホイールが落ちます。

こーすることで、キャブ廻りのエリアが広がるわけです。

アドレスV100のエアクリメンテ

明らかに、さっきよりは見やすくなっています。

エアクリーナーダクトとキャブの接点で、バンドが留まっていますので、このバンドネジを最大に緩めます。

アドレスV100のエアクリメンテ

この時に使用したいのは、こうしたドライバーです。

最低でも、このぐらい短いプラスドライバーが必要です。

アドレスV100のエアクリメンテ

バンドネジを反時計回りで最大まで緩めます。

完全に外さなくてOKですから。

V100のマフラー脱着法

マフラー側に回ります。

これも厄介な部分なんですが、まず、エアクリーナーのディフィーザーを外す必要性があります。

2本の#3プラスビスを外します。

V100のマフラー脱着法

さらに、マフラーと留まるエアクリボックスの#3プラスネジを外します。

これは10mmソケットでも外れます。

アドレスV100のエアクリメンテ

あとはエアクリーナーボックス自体を後方に引っ張って、キャブから外します。

ボックス自体に重みがあるので、意外とカンタンに外れるはずです。

アドレスV100のエアクリメンテ

この角度で見ると、パーツリストの見比べが見やすいですね。

アドレスV100のエアクリメンテ

スライダというクリップを外します。

字のごとく、スライドさせることは外れます。

アドレスV100のエアクリメンテ

プラハンかなんかで引っ叩くと外れます。

アドレスV100のエアクリメンテ

あとは下部にある2本の#3プラスビスを外せば、ボックスカバーが外れます。

アドレスV100のエアクリメンテ

パーツリストにあるように、かなり細かいパーツ郡でなりたっているので、もし、汚れがひどかったら、分解してキレイにしておきましょう。

アドレスV100のエアクリメンテ

フィルター部は、生地がしっかりしていれば、洗浄。

もし、ぼそぼそとなるようであれば、すぱっと交換しちゃいましょう。

ただ、ここまで作業したら、次はキャブレターを離脱させて洗浄したいもんです。

次回はキャブの洗浄方法でもやってみましょーね。

ではでは。

 
 

 

 

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