2024年3月1日より受付電話番号を廃止し、全ての修理予約は公式LINEからとなりました。
ズーマーXの社外メットインカバーとエンジンメンテカバー脱着法をレクチャー
今回はズーマーXの社外パーツが装着されていたこともあったので、なかなか変わり種なレクチャーになりそうです。
メットインカバーというのが社外パーツでありまして、この外しからのエンジンメンテカバー脱着法となります。
と言いますのは、インジェクションが燃料を吹かない症状が出ておりまして、それを確認するために、外した経緯があります。
いずれにおいても、希少車であることと、まれなトラブルであることから、どれだけ役に立つかわかりませんが、やってみましょう。
個体は、逆輸入バージョンですが、国内仕様のもまったく同じ作業内容となります。パーツリストもJF52版のモノです。
細かいパーツ郡ですね。
メットインボックスカバー全体を外そうとすると、テールからサイドから相当絡みがありそうですが、今回はインジェクションノズルが覗ければイイので、メンテカバーのみです。
まず、給油カバーを開けて2本の#2プラスネジを外します。
M5の鍋ネジなのですが、少しだけオフセットしてあるので、特殊っちゃ特殊です。
次に、この黒いカバーが社外パーツです。
底部に#2プラスビスが留まっているので、これを外します。
通しビスになっているので、長いです。
純正のパーツをも共締めされています。
あとは後方に10mmネジが2本ありますので、外します。
バイク特有のネジですね。
これで、この社外メットインカバーが外れます。
密閉とまでは行きませんが、脇からスースーと外気が入ることが無くなるってのが、このパーツの優位性でしょうか。
でも、埃だらけになってましたけどね。
これでやっとこさ、標準状態ですね。
このアミアミの模様が入ったカバーが純正メットインボックスです。
あとは、この2本の#2プラスビスを外します。
こちらは短いビスです。
後方にハマったツメを意識して、パカっと外します。
ちょうど、インジェクションノズルのメンテナンスが行えるようなカバーになっています。
ま、ちょいちょい壊れるっちゃ壊れるかもね。
このあと、ノズルを溶剤に漬け込んで、しっかり噴射するようにはなりました。
同じ症状の方、一度やってみては。
ではでは。
コメント