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ズーマーXの社外メットインカバーとエンジンメンテカバー脱着法をレクチャー

今回はズーマーXの社外パーツが装着されていたこともあったので、なかなか変わり種なレクチャーになりそうです。

メットインカバーというのが社外パーツでありまして、この外しからのエンジンメンテカバー脱着法となります。

と言いますのは、インジェクションが燃料を吹かない症状が出ておりまして、それを確認するために、外した経緯があります。

いずれにおいても、希少車であることと、まれなトラブルであることから、どれだけ役に立つかわかりませんが、やってみましょう。

個体は、逆輸入バージョンですが、国内仕様のもまったく同じ作業内容となります。パーツリストもJF52版のモノです。

ズーマーXのインナーカバー_パーツリスト

細かいパーツ郡ですね。

メットインボックスカバー全体を外そうとすると、テールからサイドから相当絡みがありそうですが、今回はインジェクションノズルが覗ければイイので、メンテカバーのみです。

ズーマーXのインナーカバー

まず、給油カバーを開けて2本の#2プラスネジを外します。

ズーマーXのインナーカバー

M5の鍋ネジなのですが、少しだけオフセットしてあるので、特殊っちゃ特殊です。

ズーマーXのインナーカバー

次に、この黒いカバーが社外パーツです。

底部に#2プラスビスが留まっているので、これを外します。

通しビスになっているので、長いです。

ズーマーXのインナーカバー

純正のパーツをも共締めされています。

ズーマーXのインナーカバー

あとは後方に10mmネジが2本ありますので、外します。

ズーマーXのインナーカバー

バイク特有のネジですね。

ズーマーXのインナーカバー

これで、この社外メットインカバーが外れます。

密閉とまでは行きませんが、脇からスースーと外気が入ることが無くなるってのが、このパーツの優位性でしょうか。

でも、埃だらけになってましたけどね。

ズーマーXのインナーカバー

これでやっとこさ、標準状態ですね。

このアミアミの模様が入ったカバーが純正メットインボックスです。

ズーマーXのインナーカバー

あとは、この2本の#2プラスビスを外します。

ズーマーXのインナーカバー

こちらは短いビスです。

ズーマーXのインナーカバー

後方にハマったツメを意識して、パカっと外します。

ズーマーXのインナーカバー

ちょうど、インジェクションノズルのメンテナンスが行えるようなカバーになっています。

ま、ちょいちょい壊れるっちゃ壊れるかもね。

このあと、ノズルを溶剤に漬け込んで、しっかり噴射するようにはなりました。

同じ症状の方、一度やってみては。

ではでは。

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