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ここで外装パーツの名称について解説しておこう。
ガッチャの独自の名称というモノも存在するのですが、おおむね、パーツ業社が使用する名称で統一している。
メーカーパーツリストに記載があるパーツ名称はとんちんかんな言い方をしているので、ユーザーに解説する時に、ひじょ~~~にわかりにくい。
アホか!と思う言い方がいくつも存在するので、あえて正式名称を使わず、パーツ屋が我々修理業社に発注ミスが無いように、わかりやすい名称に変換してくれているので、そちらを使うようにしています。
例えば、今回作業を行う、2ストギア(4KN・UA03J)の外装パーツ外しの解説だが、通常、ヘッドライトがハンドル位置にあれば、ヘッドライトアッパーカバーという名称になる。
しかし、ギアはヘッドライトはフロントカバー側の下方に位置するタイプなので、ヘッドライトアッパーカバーと呼んではおかしなことになるわけだ。
この場合は、ハンドルアッパーカバー が正しい名称だ。



さて、名称がハッキリしたところで、作業に取り掛かるのだが、メーカーパーツリストを見ると、このパーツの場合、「カバー、ハンドルバーアッパー1」とあります。
おおむねわかりやすい名称になっていますが、バーは余計ですし、「2」は、インナー側ってことになるんですが、それは「ハンドルカバー」または「ハンドルインナーカバー」とした方がわかりやすいよね。
これって、もうネーミングセンスの問題かな?
いちいちわかりにくいねん。
ギアの2ストは2種類あります。
初期型が4KNで、後期型がUA03J ですが、いずれも同じ手順となります。

まず首筋です。
ヤマハにありがちな両脇に留まる#2プラスビス2本を外します。

次に正面下部に留まる2本の#2プラスネジを外します。
これはビスではなくネジです。
メーカー的な言い方をすると、ビス→タッピング ネジ→スクリュウ と言います。

ギアの変なところがココです。
このツメのハメ方が珍しいですよね。

ヤマハ的に、より頑強に作ってあるのでしょう。
上下アクションを与えるとすんなり外れます。

上側にあるツメはほとんど効いていませんので、すんなりです。

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