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WBCも開幕間近、最近の日本の野球も世界のベースボールもそうですが、投高打低という傾向があります。
つまり、ピッチャーの能力向上が著しく、野手の打撃能力を上まっている状況を言います。
一概に言えませんが、佐々木朗希の活躍や、大谷翔平やダルビッシュなどの魔球系の変化球を扱える能力者がメディアを席巻しているから、そう感じるレベルのモノかも知れません。
これは、原付バイクの業界も俯瞰で見た際に、メーカーとユーザーの需要と供給を見据えた、流行り廃りがあります。
確実に、今、この令和時代から10年先は、性能を落として価格を低く抑えるバイクを作ることが主流となって来ていると言えます。
その流れを作り出した革命を起こしたバイクが、今回ご紹介するチョイノリ(CA41A)です。

開けてみれば、ひどいエンジンではあります。
小型耕運機のエンジン程度で、人間を乗せて走るわけですから、この令和時代に、完全にキレイに生きているエンジンは見たことがない。
同じ車両個体で3回、オーバーホールしたこともある。
焼付き覚悟で乗って頂くバイクなのだが、それなりにファンは居て、直そうというユーザーも多く残っていることも知っている。
そこで、今回は、鉄のガソリンタンクが腐敗した時に参考にできる、ガソリンタンクの脱着法をレクチャーしてみよーと思う。

まず、一番最初にやらなければならないのは、燃料コックのOFF化だ。
水平位置がOFFである。

燃料コックの後ろに繋がるホースがキャブに繋がるフューエルホース。
ホースバンドのツマミを握ってフリーにしておこう。

あとは引っこ抜くだけ。
ただし、ペンチなど金属工具は使わないのがベストだ。
ホースが確実に傷ついてしまうので。





あとは、タンク上部から留まる、10mmネジ4本を外す。

上に持ち上げれば、すんなり外れます。

かなり単純な作業だが、交換時にはスッキリ新品になると、精神衛生上もイイだろう。
もう、発売から十数年経っている車種でもあるし、放置した場合は、ひじょうに腐りやすいガソリンタンクである。
交換の際に参考にして頂ければと思う。
ではでは。
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