さて、今回の入庫車両はスクーピー(AF55)
今回の修理内容はボディカラーチェンジ案件です。
中古で程度優先で買われたようですが、カラーがピンクということでちょっと気に入らなかったようですが、機関などの程度優先で購入されるのは、とてもイイコト。
買い方はとてもイイです。
カラーに依存してしまうと、肝心の程度で選ぶことが難しくなります。
そこで、カラーに依存せず、程度優先で中古を選んで、あとでカラーチェンジするというのはイイ方法です。
ピンク→ブラックに変更にするにあたり、ボディカバーの交換方法をやってみたいと思います。
スクーピーの型式はAF55型一色。
最終型でインジェクション仕様も出たのですが短命に終わり、ほっとんど出回っていない状態です。
つまり、ほとんどがキャブ仕様車だと思います。
インジェクションにしろ、キャブにしろ、年式の違いでこのボディカバーのカラーチェンジ方法に違いはありませんので、ぜひ参考にして下さい。
車体からボディカバーを離脱する方法は前回の記事を参考下さい。

ボディカバーは外れていると思うので、裏側に目をやってみよう。
テールユニットの交換方法でもやったが、今度はセンターカバー裏側から留まる#2プラスビス4本を外す。

基本的にはこれだけ。

ツメの形状を見ると、センターカバーに対して、上から下へハマるツメを持っているのだけ注意だ。

ピンクカラーからブラックカバーに交換するにあたり、ビス受けを外します。
挟み込むタイプのクリップ形状になっているので、手前に引っこ抜きます。


かなりサビてるが、使えなくはないので、このまま既存を使います。

少し広げておく。

新しいボディカバーにそのまま差し込みます。
方向だけ間違わないようにしましょう。

あとは同じようにビス留めして、完了。

女子っぽいピンクカラーから、精悍なブラックボディに交換できました。
イイでしょ?カラーチェンジも。
傷が目立ってイヤだなー って思ったときや、単に気分を変えたい場合なども、このカラーチェンジはコスパがイイと思います。
中国製より若干品質が安定している台湾製の互換外装パーツを使って、交換工賃含め、2.5万円程度です。
もし、ご自身でやるならもっとお安くできるかも知れませんね。
ではでは。




