ちっこくてちょうどイイ加速感、軽量で扱いやすいこともあり、女性に人気のスクーターが、レッツ4シリーズです。
普通のスクーターの形ではモノ足りないと思う女性は、丸目ライトとバーハンドル仕様のレッツ4パレットを選ぶ傾向にあります。
メーターなどもむき出しスタイルで、ハンドル廻りだけでもちょっとしたレトロポップな雰囲気に浸ることができるでしょう。
さて、そんなパレットですが、今回はヘッドライト球が切れた場合、おそらくHi/Lo共に同時に切れるということは無いと思いますが、どちらかが切れてしまった場合にも役立つ、ヘッドライト球の交換法をやってみたいと思います。


パーツリストの構成がおかしーんですよね、スズキは。
ヘッドライト自体とヘッドライトを取り巻くリムとボディを分けて、2ページにしているので、いつもわかりずらいんですよ。
変にヘッドライトを明るくしていたりすると、ソケットが溶けている時も多く、接触不良を起こしているケースもあり、意外とパーツ注文する頻度が高いのが特徴です。


リムの下部に留まる#2プラスビスを2本外します。

ビス形状です。
下部にあり、雨が流れる部位なので、サビサビになっているケースも多いので、もし、サビくれていたら交換しちゃいましょう。

上部にツメが一箇所ハマっていますが、そこさえかわしてしまえば、リムはすんなり外れます。

このツメです。
つまり、これが最上部センターになりますので。


次にヘッドライトレンズユニットを外します。
両脇から留まる#2プラスネジを2本外します。

こちらがネジ形状です。


ヘッドライトの3極コネクターがあるので、外します。




ハウジングの中には、各種配線のコネクターがココに集中しています。

ヘッドライト球ソケットの外し方ですが、押しながら反時計回りで緩めて、半回転目で外れます。
もうこれは慣れしかないですね。

ソケットを確認します。
端子もしっかりしているようなので、大丈夫です。

これでヘッドライト球が離脱できます。
球の型番は、
定格:12V30/30W
ガラス球:T14.7
口金:P15D25-1
となります。







これはハロゲンタイプが入っていたようですが、白熱球タイプでも当然OKです。
ヘッドライトは、W球と言って、上向きと下向きをひとつの電球で切り替えているわけです。
なので、どちらか一方が切れた場合でも、電球交換は必要になりますので、この作業となります。
単にバイク屋さんに出してもイイですが、こうした保安部品の修理というのは、切れた時にすぐに交換したいもの。
どっかに修理に出すというより、てっとり早く、自分でやってしまうのがイイのではないでしょうかね。
ではでは。




