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もはや希少車!スペイシー100(JF13)のハンドルアッパーカバー脱着法
ただいま入庫中の車両たちは、すべて去年からの作業途中でありまして、1・2・3・4日と出張作業が忙しかったので、いよいよ工場の車両たちをやらなければです。
ちょうど入庫修理中のスペイシー100(JF13)が放置パックで作業中です。
その過程でハンドルアッパーカバーを外すことになりましたので、レクチャーしてみよう。
そもそも、バックミラーを外さなければならないのですが、根元からポキっと折れやがって、タップを掘り直さなければならず、アッパーカバーを外すことになった わけです。
厄介です。
スペイシー100は中国生産であり、ネジ類、特にクリップ類やアンダーカバーなどの材質が良くないため、クラックには気をつけたい車種です。
特にもう発売からかなりの年月が経っているので、どの個体も程度は良くない。
樹脂類がカッサカサになってるケースも多く、分解作業中にパキパキと割れてしまうので、注意が必要だ。
パーツリストを見てみよう。
パーツリストを見ると、ウィンカーユニットは別ページに表記されている。
だが、当然、くっついて来るので、あとでユニットのコネクターは外すことになります。
まず、正面から見て、奥まったところに2本の#2プラスビスが留まっているので、これを外します。
オフセットしたドライバーがイイだろう。
ビス形状はこんな感じ。
意外と短いビスだ。
次に、インナー側。
こちらも少し奥まっているところに、#2プラスビス2本だ。
ビス形状はほぼ同じだ。
外し方のポイントだが、一番きつく入っているのが、このポッチツメだ。
まず、このポッチツメを左右両側で外します。
やや上に持ち上げてそのまま前方に引き出す感じだ。
あとはついでに留まっている程度のツメなので、すんなり外れるはずだ。
バックミラーの根元が折れてるのが見えるだろう。
これを掘り直さなければならない。
あとはウィンカーユニットのコネクターを外す。
左右あるので、2本のコネクターだ。
これで完了。
コンビブレーキ付きなので、ユニットがリアブレーキケーブル付近に付いているのがわかりますね。
あとはフロントがディスクブレーキなので、マスターシリンダーと真ん中にウィンカーリレーが見える。
それぞれ不具合の場合は、このアッパーカバーを外す必要性があるだろう。
ではでは。
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