前回、センターカバーの取り外し方法をやったのですが、その後に行う作業として、最適なのではないかと思います。
むしろ、センターカバーが外れていないと、このメットインボックスを外すのは不可能な感じもあります。
なので、センターカバー外しを行ってから、この作業に挑むのが正解です。
まずは、シートをオープン。

珍しく、この車種はキャリアが付いていないんです。
ハッキリ言って、バイクは積みにくいです。

まず、メットインボックス底にある2本の10mmネジを外します。







次にシートロック両脇の2本の10mmネジも外す。
あとで、クーラントキャップも外すことになると思います。

上2本が、底部のネジ。
下2本が、シートロック脇だ。
オフセットの違いがあるので、注意だ。

ただ、このダンクの場合、このわけのわからんカバーが付いていて、すんなりボックスを外せないんです。
なんでこーゆーめんどっちーことをすっかなー?
とゆーことで、まず先に、このちょっとカバーを外します。
アンカークリップの真ん中のポッチを押してフリーにします。

すると、引き抜くことができるようになります。
クリップ外し工具があると、便利です。








わりと力が要りますが、後方に向かって外します。
中にツメがハマっている箇所があるので、マイナスかなんかでこじってやるとイイかも。

はい、これで外れましたー。
裏側見てみましょう。

なんてことは無いんですが、なぜか、ぴっちり入ってるんだよね。
さて、これで、メットインボックスに戻るんですが、ココで、おかしい点が出て来ます。

ボディカバーとメットインボックスの絡みがわかるかな?
ボディカバーの内側に、メットインボックスが入ってるので、実は、ボディカバーを外してからメットインボックスを外すのが正解。
でも、そんなのおかしいわけです。
メットインボックスが先に取れないとおかしいのよ。
アホか!ホンダ!
たまにやるんですよね、この方式。
これだと、メンテナンス頻度の高い、インジェクションメンテが最短コースで出来ないわけです。
左右のボディカバーを外してからメットインボックスを外す流れは、絶対におかしーから。
とゆーか、文句ばっか言ってても仕方の無いことなので、つまり、無理やり、ここで、ボディカバーをかわす作戦を取ります。
割れてもイイや 的なてきとーさがある方が、イイと思います。

この矢印のような持ち上げ方をする取り方がイイと思います。
もちろん、もう片方のボディカバーをかわしておいてからという流れになるのですが、取っ手的な構造をしているので、その取っ手をかわす必要性があるんです。
つまり、キャリアが装着されていないから、この取っ手が無いとならないわけですね。

これが、メットインボックスの全貌です。
なんか、この作業、ムカつくんですよ。
ボディカバーを先に外すとなると、サイドモールカバーが先になり、結局、すべてのパーツを外さないとならなくなる。
そもそも、ボディカバーより幅のあるメットインボックスを先に外さないとならない状況にムカつきますよね。

ま、とは言え、一度外れてしまえば、かなりの作業領域があるので、ほぼすべてのメンテナンスができると言っても過言ではありません。
しかも、2度も外せば、慣れる。
とにかく、これをユーザーさんがすんなりできるか!?と言えば、NOですね。
困ったもんす。