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過去にガッチャで販売した中古車にサイドスタンドを装着して欲しいとのご依頼で、入庫したビーノ2(SA10J)。
このサイドスタンドは、ネットでお客様が購入したモノ。
いわゆる持ち込みパーツ取り付けという依頼なのだが、本来、ガッチャではこうした案件を受けていない。
全体的なメンテナンスのついでということで、お引き受けした限りだ。
このサイドスタンドメーカーもいろいろあって、マニュアル化はあえて行わなかったですが、意外としっかり装着ができるメーカーでした。
中には、数週間で根元の溶接部が折れる という粗悪品も多く出回っているので、基本、市販改造パーツは信用してない。
それが持ち込みパーツ取り付けサービスを行わない理由だ。
ただ、サイドスタンドって便利なんですよねー
一度装着した原付を経験したら、戻れませんよね、たしかに。
なので、以前付いていた個体に乗っていたユーザーは、また、絶対に装着を試みると思います。
意外と、重いパーツ郡で、ビニール袋の方は鉄の塊が入っているようです。
ひとまず、ステップまでは外した状態です。
この黒いアンダーカバーを外して穴あけ作業が必要のようです。
これがアンダーカバーです。
アンダーカバーにもともと、切り込み箇所がマークされているのは、どういうことでしょうね。
純正オプションも、同じ手順で装着するようになってて、それを真似たパーツなんでしょうかね?
完全に四角く切り込み、穴を開けました。
フレームに装着するように、この台座を、先程のアンダーカバーの穴から入れ込みます。
なるほどー
よく考えられていること。
このフレームの2本穴に装着するわけですね。
ナットやボルトは、いかにも錆びやすい素材なので、あとで錆止めをやっておくのがコツです。
サイドスタンドアームをフレームにしっかり装着された台座に、ボルトとナットで締め込むわけです。
フレームが無いのに、どこにどーやって装着するんだろー とは思っていたのですが、こうして装着されているわけですね。
めっちゃサビやすそうなメッキ処理なので、シールコートを吹きます。
これ、やらないと1年でサビサビですよ。
見える部分もそうですが、さっき締め込んだナット類などにも一度、さっと吹いておくと、ぜんぜん錆びの回り方が違いますので。
はい、これで装着完了。
ただ、動きは、ギギギーガチャン!って感じだね。
純正サイドスタンドのように、ストン!って上がらないのは、やっぱキライ。
軟鉄のボルトとナットも、ハッキリ言って、仕事には使えないでしょうね。
今どきは、ウーバーなどの配達業務に使いたい人もいるだろうが、使えなくはないけど、快適は無いというのが、正直なところ。
安かろう、悪かろう というカスタムパーツに例外は無いようです。
あしからず。
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