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【マニュアル】リード125のサイドモールカバーの取り外し方法
さて、今回はメンテナンスマニュアルです。
リード125(JF45)のサイドモールの取り外し方法をレクチャーします。
JK12型も共有できます。
今回レクチャーするリード125ですが、PCXの登場以来、影を潜めた感が強いですね。
クルーザー型のPCX125とは違い、純スクーター型をしている、このリードですが、人気はありません。
なぜなら、おっさんぽいから。
いや、個人的には、クルーザー型より、純スクーター型をしている、リードの方が、今も昔も大好きなんです。
ステップが盛り上がって左右の足が独立しているのが、どーしても好きになれない。
んなもん、「スクーター」と言って欲しく無いと、思っております。
ステップはフラットで、かつ、広々してて、リュックでもなんでも載っけられる、乗車時、足は自由度があり、ヒールでもビーサンでも革靴でもノープロブレム。
これをスクーターと言います。という定義にしてイイと思いません?
はい!どーでもイイ話しをしました。
作業に移ります。
サイドモールは、無塗装の樹脂パーツで、モールという装飾部品です。
本来、バイクの機能的に、なんの役割もしていません。
昔はこんなもん無かったんですが、まーったく、こんなムダなパーツ付けるぐらいなら、安くして欲しいよね。
まず、センタースタンド奥に、#2プラスネジがあるので、これを外します。
これまた、ちょっと隠れる形で、同じ#2プラスネジがあるので、これも外します。
なんとなく、上級車種なので、ネジを隠す傾向にあります。
これ、外したネジ。
少しオフセットしているネジなのがわかるでしょうか?
特殊なネジなので、無くさないよう注意して下さい。
次に、これまた見えにくい箇所に、今度は、アンカークリップが留まっています。
中のポッチを押すとフリーになるタイプです。
後で、こーゆー形に戻してハメこみますので、この段階で、こーしてポッチを飛び出させておくのがイイでしょう。
これで、モールは外れます。
ちょっと力の入れ具合が難しいので、順を追ってやっていこう。
まずは、この辺りを持って、後方に対して力を入れるのが正解です。
アクションを起こしながら後方に持って行けば、少し、ツメ部が浮いて来ると思います。
センターカバーに対してもツメがハマっています。
なんか、強固なツメでセンターカバー、ステップ、ボディカバー、フロントモールとハマっていますので、しょーじき、取り外しは難しい部類に入ります。
ボディカバーにハマるツメの形状を見るとわかりやすいと思いますが、後方斜め下に力を入れると外れやすいです。
この辺が肝ですね。
今まで見たこともないようなツメの形状になっているんですが、後ろに持って行く、かつ、手前に引く みたいな力で、最後はかわすようにします。
めっちゃムズイねん!
わりと力を入れたとしても、割れにくいABS樹脂なので、思い切って行っちゃいましょう。
不可能では無いが、DIYユーザーさんには、ちょっと力の入れ方がムズいかも知れません、この作業。
ただ、このモールを外さないとエアクリーナー辺りのメンテナンスができないということもあるので、まったく厄介な造りをしているわ。
外すのって、意外と必死にやるのでできちゃうんですが、問題は付ける時です。
今度は、慎重にツメを一箇所ずつ確実にハメながら逆方向に力を入れて行かなければならないので、注意して下さい。
ではでは。
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