今回紹介するディオ(AF62/68)に初めて乗った時に、往年の名車のアレに似てるなー と思ったのを覚えています。
DJ1 です。
知ってるかなぁ~ もう通用しないかなぁ~ 昭和世代の原チャリと言えば、初期ジョグやチャンプ、ハイやラブスリー、そしてホンダのDJ1でした。
その後、前後10インチの今の原付に通ずる装備したDJ1-Rというのが一大センセーションを起こすのですが、このディオ4サイクルが、雰囲気、乗り味にそっくりだ!と思ったんです。
不思議ですよね。
時代も違えば、コンセプトも違う、車名も違うんですが、そう思えたんですよね。
最高速からブレーキングしてフロントをダイブしてトラクションを掛けたままコーナリングして行く時なんて、そっくりです。
わりと高めのステップ位置、エンジンフィーリング、サスペンションの味付けなど、さんざんぱら、DJ1-Rでスクーターレースなど走っていたので、しっかりカラダが覚えているんでしょーね。
画像見比べてみても、ま、似てなくはない・・・かな?
そんなディオ4ですが、今回はメンテナンスの基本中の基本、メットインボックスの取り外しをレクチャーしてみたいと思います。
10mmラチェット、インパクトソケットを用意してください。
早速パーツリストを見てみましょう。

ガッチャがこのテクニカルブログで言うところのメットインボックスとは、正式名称が「ボックスラギジ」とあります。
なんのこっちゃ。
ラギジ ってなんだよ。
ラゲッジ と言いたいのか?
放っておいて、メットインボックス と呼びましょう。

んじゃまず、シート開けて、一挙に見渡せる6本の10mmネジを外します。

この底部のネジだけ、オフセットされていないタイプのネジになります。

なんと!カンタン!
あとは引き上げるだけです。

なんにも邪魔しない。
やたらとカンタンに外れるのが、AF62とAF68のメットインボックスの特徴です。
これでキャブにアクセスできますし、各ホース類、ケーブル類の異常も確認することができますね。
もし、埃だらけで汚かったらジャブジャブと水洗いしておきましょう。
ではでは。




