わずか59,800円という脅威の低価格で登場したのが、このチョイノリ(CZ41A)です。
当時の中古車業界は大混乱してましたね。
ちょうどガッチャも中古車販売を行っていたこともあり、それまでの中古車のプライスがちょうど、このチョイノリの新車価格と同じようなモノだったので、値付けをどうしようかと悩んだモノです。
新車が5万円なのに中古でも同じだけするんか!? 的な交渉材料にする輩もおり、じゃあチョイノリを新車でどーぞ と流したもんです。
とは言え、登場して出回って来ると、ユーザーにも、チョイノリが自分の活用シーンと異なることに気づき、一挙にその混乱は終息した衒いがありましたね。
ユーザーはちゃっかりしてるもんだ とつくづく実感しました。
そんな世の中を混乱させたチョイノリですが、今回行う作業、エアクリーナーの交換作業が圧巻です。
なんと、工具なし。
昔の原チャリって、こんな感じだったのを思い出しました。
なにせわたしは中学に入った頃からバイク乗り回していたので、その頃の原チャリなんて、ほんとっ原始的構造をしていましたからね。
まず、エアクリーナーの場所を確認してみよう。


パーツリストを見てみると、クリーナー内部で何個かのパーツが存在するが、画像で見たほうがカンタンに映るだろう。
型番は 13781-22G00 となる。

パカって開けるだけです。

単にぎゅっとハマっているだけのモノです。
真上にぽっちがあるのだが、ハメる時は合わせるようにしよう。

外してみると、なんか色が変色しているのがわかりますよね。

ちょっと触ってみるとぼそぼそと表面が剥がれて来ます。
これはもうダメですね。
交換しましょ。




チョイノリ専用のパーツを買うと大変ですし、量販店にある大きめのフィルターを買って来て、丸く切ることで代用は効くでしょう。
エアフィルターオイルってのがあるのですが、それを塗布することで、ある程度の空気抵抗とゴミを吸着させやすくすることができるので、とてもイイと思います。
ではでは。




