前にこの場で放った言葉、原付バイクのSUVが、BW’S(SA02J)です。
おもしろい切り口とどなたかに絶賛されました。
車種違いでマニュアルをブログ化していますが、どんな記事にも興味を持って読んでくれている方が居るってのが、なにより嬉しいことですね。
その原付のSUVでもあるヤマハのマルチビークル、BW’Sですが、2サイクル時代の名車とも言える、メットインBW’Sですが、前回、バッテリー交換しました。
そのバッテリー交換と同時にやった方が合理的な絶対やらなければならないメンテナンスがあります。
それが、点火プラグ交換です。
バッテリーボックスカバーを外すところまでは同じ要領でできます。
ま、復習も兼ねて、再度解説しますね。

まず、ステップ上部から見て、2本の#2プラスビスを外す。
ひょっとしたら、オリジナルはトルクスビスだったかも知れません。
この個体がたまたまプラスビスになってたか、ちょっと確認ができません。

このステップカバーは、前方方向に外れるツメになっています。
ヤマハなので、すんなり外れるはずです。
ステップカバーが被る部分に砂利が詰まっている場合は、マイナスドライバーでこじってみて下さい。

ここでバッテリーが露出しましたから、バッテリー端子を外せばイイだけなのですが、今回は、そのちょっと後ろに位置する点火プラグに目をやります。

この茶色のパーツがプラグキャップです。
プラグに対してギュっとハメてあるだけので、力任せに引っ張って外してください。

プラグキャップというだけあって、ハメてあるだけのモノです。
あんまりパッカパカな場合は、中のピンが破損している可能性があるので、その場合はパーツ交換となります。

あとは20.8mmレンチをハメて、反時計回りに緩めるだけ。
ある程度緩めたら、あとは手でくるくる回して外しましょう。







新旧プラグを比較すると一目瞭然ですね。
型番は BPR7HSA です。





2ストバイクのプラグ交換はキリが無いとゆーか、ちょっと走れば真っ黒になりますし、半年なら半年ってサイクルを決めて交換するのがイイのかも知れません。
ある程度の汚れであれば、黙認もイイかも。
とにかくやっちゃイケないのは、金ブラシで磨くことです。
電極に傷が付いて、不完全燃焼の原因になります。
昔、正しいと思ってやってたことって、とかく科学的に否定されていますが、プラグ磨きも同様なんですよね。
野球部に入ると水を飲ませて貰えなかったあの時の筋肉バカ新任教師、一体、今は生徒に何を語っているのでしょう。
ではでは。