さて、今回は希少車です。
ホンダのバイト(AF59)です。
4ストズークなどと一部では呼ばれており、ホンダらしい遊び心があった、今はもう希少車となりました。
一定数は売れたとは思いますが、中古車市場でバンバン見かけるよーなもんではありません。
今回の作業は、このバイトのフロントカバーを外してみたいと思います。
車両を構成するフォーマットは、ほとんどズーマーやスクーピー、スマートディオなどと代わりありません。
とゆーのは、エンジンが一緒なんですよね。
つまり、水冷4ストバイクで、定評のあるエンジン。
メンテもしやすく、乗りやすい特性で、ひじょーに丈夫です。
機関が同じなら、バッテリーやプラグなども一緒ですが、外装に関してはそれぞれで違うのは当たり前。
同じフレームフォーマットでよくぞここまで違う車種郡を作ったもんですね。

まずは正面の#3プラスネジを外します。

インナー側に廻り、ちょうどセンターに#3プラスネジがあるので、これを外します。
それぞれ、プラスドライバーの大きさは#3になりますので、大きいプラスを使って下さいね。

ステップのちょうどつま先辺りに#2プラスネジが留まっています。
左右両側で留まっているので、それぞれ外します。

右側のカバーから外して行きます。
メインキー側です。
力を入れる際は、左側を引っ張るというよりも、矢印のように左右に開くようにすると変な力が入らなくて外しやすいと思います。

メインフレームを隠すようにカバーされているのがわかりますね。

燃料警告灯のコネクターが繋がっているので完全には外れません。

ちょっと見たことないよーなコネクターですが、構造は一緒。
ツメを押しながら引っこ抜きます。

これでコネクターが外れ、左側カバーが離脱できました。

あとは右側のカバーを離脱させます。

はい、これで完了!
ズーマーやスマートディオなんかと同じく、コンビブレーキシステムやメインキー、ケーブル類など所狭しと詰まっています。
よくぞこれだけのパーツ郡を、あのちっちゃい細っこいフロントカバー内に入れることができたもんですよね。
つくづく、ホンダの凄さとゆーか、執念とゆーか、モーターサイクルスピリッツを実感できるのが、こうした分解作業をして、中身を垣間見た時ですよね。
すばらしー日本のメーカーと誇りに思いますね。
ではでは。