コンパクトスクーターで人気のあったアプリオですが、グレードが何種類かあります。
スタンダードタイプがアプリオ(4JP)をベースとして、ディスクブレーキ化したのがアプリオEX(4LV)、型式を同じくしたスポーツグレードのアプリオタイプⅡ(4LV)、2スト最終型がSA11J型 となります。
このすべてのグレードに対応している作業となるのですが、今回はヘッドライトアッパーカバーを外してみたいと思います。
ただしディスクブレーキタイプに関しては、マスターシリンダーが装着されているので、パーツが同じということはありませんので注意下さい。
プラスドライバー一丁あれば出来る作業です。

まず、首周りです。
ヤマハ車全般に共通する外し方ではあるのですが、首に#2プラスビスが留まっています。
これは左右両側にありますので、計2本外します。


次に、ウィンカーユニットを先に外します。
ウィンカー下を覗き込むと、下から留まる#2プラスビスがあります。
これも左右両側で外します。

ウィンカーユニットはアッパーカバーに対して軽くツメでハマっています。
少しアクションを起こしてあげることですんなり外れてくれます。
これも左右両側外します。





するとハンドルフレームに留まる#2プラスネジが左右留まっているので、これを外します。
さらに、ウィンカーユニットの2極コネクターも外して置きましょう。

これで、アッパーカバーがハンドルカバーから外すことができます。
ツメは比較的ゆるいので、すんなり取れるはずです。
もし、キツかったら、スキマに内装外しを突っ込んでこじってみよう。
ヘッドライトユニットの3極コネクターを外します。
これでヘッドライトアッパーカバーが離脱しました。
外すとメーターケーブルや、各計器類に繋がる配線類が丸見えになります。
特にブレーキケーブル交換時には必須の作業となりますので、覚えておいて損はないと思います。
ではでは。




