2024年3月1日より受付電話番号を廃止し、全ての修理予約は公式LINEからとなりました。
今年もあと3日ですね。
この時期は街のバイク屋が休みに入るため、出張修理がめっちゃ忙しい時期ですが、今年はバッティングも少なく、淡々と遂行できています。
たまにバックレ案件もあるんですが、最近は、ルールを守ってるくれるユーザーが多いので、それでも少なくなりました。
自宅にお伺いすると寝てて起きない とかザラでしたからね。
良くも悪くもソフトな時代になりました。
そんなイイ加減なバイク乗りが大勢居た、少し尖った時代に流行っていた、リアスポ付きの原チャリで、スーパージョグZR(3YK)というのがありました。
久々に入庫し、手掛けたのですが、もちろんヤマハなので品質はしょぼいんですが、なんか、昭和っぽくてイイな とか単純に思いました。

カラーリングも派手だったんですよね。
空冷ファンを赤くしたり、フォークはメッキ、イエローバルブにフロントカバー内にマーカーランプを装備したりと、とにかく派手。
主張が強くて、威張ってて、まさに昭和って感じですね。
今はシックでスマートでクリーンで、かつ中世的がカッコイイ(かわいい)という定義なんだから、まったく逆と言ってイイですよね。
こんな短い期間に、こんな生活スタイルが変わるって現象は、これまでに無いことではないでしょうかね。
そんなまさに、派手な昭和末期のいかちー原チャリ、スーパージョグZRのフロントカバー外しでもやってみたいと思います。

この個体は、フロントマーカーランプがあるので、3YK という型式です。
この後、マーカーランプ部はアルミダクトに変化し、型式を SA13J とマイナーチェンジしました。
いずれの型式にも、この作業は対応可能です。
まず、正面の2本の#3プラスネジを外します。

次に、インナー側の肩の部分、#2プラスビス、2本を外します。
後期型は、トルクスビスになっています。






ヤマハなので、ビスを外した瞬間に、ガバっと外れるかも知れませんが、一応、ツメがハマっているので、前方方向に引っ張ります。

これが、マーカーランプの裏側です。
2極コネクターが付いていますので、これを引っこ抜きます。

コネクターにもツメがあり、ツマミながら外します。

これで外れました。
中身は、レギュレターやホーン、メインキーなどが露出しますので、最低限の電装系メンテナンスはできそうですね。
埃も結構溜まっているはずなので、開けたついでに水洗いしておくとイイでしょう。
ではでは。





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