2024年3月1日より受付電話番号を廃止し、全ての修理予約は公式LINEからとなりました。
そろそろ世間は仕事開始でしょう。
朝からざわざわして来ましたもんね。
昨日のご依頼だったのですが、メインキーが回らなくなってエンジンが掛けられない!というお電話がありました。
車種はライブディオ(AF34)なので、3タイプのキータイプがあります。
それを聞き出すのが、まず、第一の関門です。
初期型・後期型・キーシャッター型 と3種類のメインキータイプがあります。
すべてにおいて、AF34 という型式は変わらないので厄介です。
何が厄介かと言うと、ユーザーからどのタイプなのか?を聞き出すのが、一番厄介な仕事なんです。
キーシャッタータイプのキーが、今回はたまたま在庫を切らしていたので、その型では無いかの確認をあれやこれやの方法で行いました。
結果、後期型タイプということがわかり、事なきを得たわけですが、もう少しスマートに調べる方法を、ウェブサイト上で完結できる方法を模索しないとならないと、反省しました。
さて、練馬区の現場に到着すると、キーの外観は悪くなっていないので、おそらく劣化でしょうね。
長いこと使っていると、キーも回す回数は半端じゃないわけです。
キーの中には、スライドして動くピンが何個も存在しているのですが、それが一本でも動かなくなったらアウトです。
キーは回りません。
ピンの直しは出来ない構造なので、メインキーごと交換します。
フロントカバー内は、さすがのホコリですね。
25年分の汚れと言っても過言では無いですね。
さて、肝心のメインキーですが、特殊ネジを使用していますので、特殊な方法で外します。
こんな形状です。
ネジの表面にキズがあるのがわかりますかね?
わざとキズを付けて、そのキズに力をかけて回すのがコツです。
なぜか締める時は、プラスですんなり締めることができる、不思議なネジなんです。
外れました。
新品のキーシリンダーにコネクターを付け替えて完了です。
サードパーティ製ですが、キーに関しては品質は安定していますね。
純正でなくても、ぜんぜん大丈夫です。
組み終えて修理完了です。
約10分ぐらいの作業時間です。
メインキーが回らなくなるケースは、今回のような劣化と、いたずらとありますが、いずれの場合も困る案件となります。
お困りの際は、ぜひ、ガッチャの出張キー交換をご利用頂ければと思います。
ではでは。
コメント