2024年3月1日より受付電話番号を廃止し、全ての修理予約は公式LINEからとなりました。
ただいま入庫中のダンク(AF74)ですが、転んでしまって、ステムが曲がってしまった案件であります。
ステム交換を行う過程で、フロントカバーを外さないとならないため、この作業をレクチャーしてみようと思います。
画像点数も多いので、さっそく本題に参りましょう。
このダンクですが、前期型をAF74、後期型をAF78という型式チェンジを行っており、排ガス規制により変更となっています。
そのいずれの型式においても、今回は対応可能です。
ダンクの場合は、フロントカバーにヘッドライトとウィンカーなどの保安部品が組み込まれているタイプとなります。
ツメ具合さえ理解できれば、とてもカンタンな作業となりますので、よーくツメ形状を見て、取り掛かってみて下さい。
まずはポーチポケットをオープン。
すると前方奥に#2プラスビスがありますので、これを外します。
右側同じ部分にも#2プラスビスがありますので、これも外しましょう。
わりあいに長めのビスを使っているのが特徴です。
留まっているビスはこれだけです。
まずは肩の部分からアクションを起こしてみましょう。
力を入れる方向は、前方です。
スキマがほっとんど無いのですが、大きく平手チョップを前方向でアクションしたりするとパカって少しスキマが出来ると思います。
そのできたスキマに指を差し入れて広げるみたいなイメージです。
ポッチツメもありますが、印象ではそれほどキツくはない感じです。
こういったハメ込みヅメが上下2箇所あります。
メス側がこんな穴形状になっています。
とにかく、このハメ込みヅメの場合は、引っ張るしかないので、あとは力の問題です。
あらかた取れると、各コネクターが繋がっています。
真上から見た画像です。
ウィンカーは二極コネクターです。
防水カバーがちょっと邪魔ですが、カバーの外からツメを握って外すのがイイでしょう。
次にヘッドライトコネクターです。
これはヘッドライトに直接繋がっているコネクターになるので、後ろ方向に引っ張るだけで外れます。
これで離脱できましたね。
ヘッドライト球やウィンカー球が切れた際にも必要な作業となりますので、一度やっておいて損はないと思います。
これは機会を見て、一度レクチャーしてみたいと思っています。
外装カウル&ヘッドライトともに、大きなパーツですから、傷ついたー!割れたー!ってなった時は、値が張るパーツなので、気をつけたい部分です。
次回は、ステム交換のステップに進んでみたいと思っています。
複雑でなかなかユーザーが取り掛かれない作業にはなりますが、仕組みがわかるだけでも、かなり違うはずです。
ではでは。
コメント