さて、今回はメンテナンスマニュアルです。
スズキの2スト原付のヴェルデ(CA1MA)。
前回までの作業でボディカバーまで外れましたよね。
今回はステップボードを外してみたいと思います。
バッテリーボックスがステップにあるので、電装系をまとめて配置している構造です。
ダメです。
湿気が溜まるステップに電装系を固めて配置するのはご法度です。
定期的にバッテリーボックスを開けて掃除はしたいですよね~
個体は前期型のCA1MA型なんですが、後期型も一緒の流れです。
多少、ネジの形状などは変わっていますので、ご注意を。

ボディカバー外しのところでこの#3プラスネジが外れているはずです。
アンダーカバーがフリーになっている必要性がありますので。

ステップ真上からみて、バッテリーボックスカバーの六角ネジ、さらにステップ四方をフレームに留める4本の六角ネジを外します。
サイズは4mmです。

これはバッテリー交換方法でもやりましたね。
ボックスカバーをマイナスかなんかでこじって引き上げ、外します。
バッテリーを外せば、あとは大きなパーツがこのCDIです。
点火プラグに火を入れる装置と思っておいてイイと思います。
もし、セルを回してもプラグがちちちちっと火花が飛ばない場合は、このCDIを疑ってイイと思います。






問題はここです。
アンダーカバーを先に外すと楽ちんではあるのですが、ステップボードの方がしっかりしている重量のあるパーツなので、やや後方に引きながら上方に持ち上げるように力を入れることで、アンダーカバーから離脱してくれます。
ただし、装着する際は、アンダーカバーを外して、ステップボードを装着した後にアンダーカバーを装着する順序にした方がカンタンに付けられると思います。
この辺、ややこしいんですよね。
レッグシールドから引き剥がすように引っ張り上げます。
レッグシールドとの丸ポッチツメでハマっているので、意識して外しましょう。
この前方にある穴からフレーム下に配線類を抜いて行きます。
これでステップボードが完全に外れました。
フレームが丸見えになりますね。
電装系パーツは、バッテリーとCDIが外れてしまえば、あとはフューズやセルリレーを残すのみです。
コネクターなどに腐食が無いか確認して、もしサビなどが出ていたら、接点復活剤スプレーなどをしておきましょう。
ではでは。










