スポーツ原付の歴史は比較的浅く、リアスポ付きがトップグレードとなり、フロントディスクブレーキや少し奢ったカラーをまとっているスポーティーグレードとしてラインナップすることとなりました。
今回紹介するジョグに関しては、ジョグZ(3YK)というスポーティーグレードがありました。
この発展形が、ジョグZR(3YK/SA13J)である。
実は、顔はジョグZもジョグZRもまったく同じ。
今回行うヘッドライトアッパーカバーの脱着法も同じ要領で行うことができます。
しっかりカッコもイイし、よーく売れた型です。
ただ、ヤマハらしく、外装ツメがパッカパカで乗ってるとガタガタ揺れるのも当たり前で、我々業者的には、バラしやすくてイイんじゃね!?
ってな感じです。
もうパッカパカ外れて行きますんで。
早速やってみましょー

まず、このヘッドライトアッパーカバーは、ウィンカーユニットを先に外す必要性があります。
ウィンカー下を覗き込みます。

ハンドル切ると見やすいですが、この大きな穴の中に、ウィンカーユニットを留める#2プラスビスがありますので、左右ともに外します。

ウィンカーユニットを上から下に滑らせるイメージでツメをかわして取り外します。

こんなツメになっています。
もし、外しにくい場合は、マイナスドライバーでこじるのもイイでしょう。






ウィンカーユニットが外れると、その奥に、2本の#2プラスネジがハンドルフレームに留まっているので、これを外します。

インナー側に廻り、首に留まる#2プラスビスを左右それぞれを外す。
これでネジ類は外れました。
すぐにパカって外れるはずです。

もう、ネジ類を外すと自動的に外れて来るのもヤマハのイイ加減さのおかげ。
この時点で、ウィンカーユニットが邪魔であれば、ソケットからか、端子ギボシか、どちらかで外しておこう。

あとはヘッドライトユニットの3極コネクターを外して完了。






これで離脱しました。
中を見れば、ウィンカーリレーやマスターシリンダー、メーターケーブル、各ブレーキケーブルのメンテなどがしやすいようになっている。
もう古い車種でもあるので、一度分解して水洗いなどをするのもイイのではないだろーか。
ではでは。




