原付のエンジン型式に、水冷エンジンと空冷エンジンとあるのはご存知でしょうか?
水冷は水で冷やします。
空冷はファンを回して外気で冷やします。
ただいまの気温、40℃近くありますと、道路のアスファルト上はほぼ70℃に達していると考えてイイと思います。
70℃の外気温でエンジンが冷えるわけもなく、真夏は水冷エンジンが格段に優れていることが理解できると思います。
つまり、ホンダのディオで言えば、空冷エンジンのAF62・AF68は、真夏は不利。
一昔前に、水冷エンジンであった、スマートディオ(AF56/AF57/AF63)がありました。
このディオの復刻が望まれます。
タクトやダンクなどは水冷エンジンなので、この時期でもへこたれることはないでしょうが、空冷エンジンにはツラい季節ですね。
さて、そんなスマートディオですが、今回はヘッドライトアッパーカバー脱着法をレクチャーします。
スマートディオには、AF56型、Z4のAF57型、インジェクション仕様Z4のAF63型があるが、すべてにおいて同じ要領となります。


まず、12mmスパナを使ってバックミラーを外します。
左右ともに正ネジなので、反時計回りで外せます。






はっきり言って外すところはこれだけです。
インナー側の2本の#2プラスビスを外します。

まず、バックミラー穴辺りにハマるぽっちツメを引き上げます。
左右両方です。
これを強くやるとパキって割れますので、気をつけて、慎重にね。

メーター上にカギ状になったツメがハマっています。
これを意識して、浮かし気味にしなら全体を外し込んで行きます。

さらに首回りも、ポッチツメでハンドルカバー側とハマっています。
これは、変にこじらずに、手前に引く力で外しちゃうのがベストです。

あとは、ウィンカーとヘッドライトコネクターを外します。


これでコネクターが外れました。
接点復活剤でもスプレーしておきましょう。

これでOK。
アッパーカバーが外れるとメーターケーブルやブレーキケーブル、各種配線類などがひしめき合っていますね。
留まっているビスが2本だけとは思えないほど、ツメとパーツ同士の組み合わせが優越です。
さすがホンダという感じですね。
ではでは。




