このテクニカルブログは、外装パーツの外し方などは、その外す順番を踏まえ、時系列に進めています、たぶん。
イジり方、その大半が、キャブレターやエンジンオーバーホールなど、現状あまり無いのは、その外装パーツがすべて外れてくれないと、その作業に進まない時系列で進めているからのデメリットとなっています。
今回ジョルノクレアをやるんですが、他のメットインボックス外しとは違い、ボディカバーを外してからという順番になっています。
ボディカバーの外し方を参考にして頂き、この作業に進んで頂ければと思います。
ジョルノクレアは、グレードはあれど、型式は一種類です。
この車種自体が、ホンダが迷走している時代のモノで、パーツ自体もそうだが、組み方、クオリティなどがホンダらしくない部分が多い。

ボディカバーが外れてしまうと、現状はこんな感じだ。
メットインボックス内に、スタンドロックレバー(黄色)が見える。
センターの#3プラスネジを外す。

ネジが取れてしまえば、あとは引っ張るだけです。

底部の2本の10mmネジを外す。

ここが特殊でジョルノクレア的な部分だが、脇にECUが装着されている10mmネジが2本ある。
これはメットインボックス自体に装着されているモノになるのだが、この10mmネジを外して、ボックスから離脱させるもよし、配線がいっぱい来ている大型コネクターを外してもよし、好きな方を選んで作業してほしい。
今回は10mmネジを外す方を選択してみよう。











ゴトって感じで外れました。
配線も多いので、わりと重たい感じだ。
このハーネスをたぐって行くと、ボックスに這わしてあるのがわかる。

まず、この黒いハーネス留めを外す。

次に、乳白色のハーネス留めも外す。
外し方は両脇に広げるだけだ。

こんな作りになっている。

これでやっとこさ、メットインボックス自体を持ち上げれる。
ただし、ここで注意。
ジョルノクレアにはアイドリングストップ付きのグレード「i」が存在する。
このグレードの場合は、シートヒンジ部に配線が来ているので、この時点で外さないとならないので、覚えておこう。

これでメットインボックスが離脱できました。
やっとキャブが露出しましたね。
インマニやエアクリーナーダクトも目視でチェックできるようになるので、エンジンメンテナンスには、やはり欠かせない作業ですね。
ではでは。












