前回のレクチャーで、リアキャリアの取り外し方 をやりました。
これは事前に終わらせておこう。
このリアキャリア外しのレクチャー同様ですが、前期型カブと名の付く全車に対応しています。
C50・AA01・HA02・C70など、原付一種だけじゃなく、原付二種タイプやリトルカブの同型シリーズにも対応しています。
工具は、10mmレンチとプラスドライバーだ。

現状は、ぽろっとこんな感じになってしまっています。
これね、確実に白バイに捕まります。
光ってるからイイじゃん!というわけじゃなく、保安部品が破損して純正を形を害しているだけで違反の対象となります。
また、道路上に破損パーツを落っことす可能性がある場合でも、同様に整備不良としてキップを切られ、3ヶ月以下の懲役か、5万円以下の罰金が課せられます。
うるさい白バイの場合は、後日、修理整備した車両を見せに来い!と言われます。
これは法規上決められたことではなく、白バイと口喧嘩なんかした日には、そんなことを言われたりします。
そんなんはめんどくせーので、とっとと直して、そもそもが呼び止められないってのが、人生におけるお利口さんです。
そんでもって、このRウィンカーを交換するステップとして、シートとタンクを外す必要性がありますので、順にやって行きましょうね。
まずはシートです。

カスタムしていない限り、ほぼほぼこの形状のサドルシートが付いていると思います。


ヒンジ部に10mmネジが2本あります。
これを外します。
古いと固まっていて、かつ、ゴムワッシャーがボロボロになってると思いますので、気を使いながらやって下さい。
ネジ形状はワッシャー一体タイプです。

これで外れます。
次にガソリンタンクの方に行きます。


後方の2本の10mmネジを外します。

意外と長いネジ形状です。

目視はできないのですが、ガソリンタンクから伸びる燃料ホースは、燃料コックに繋がっています。
それはそのままで大丈夫です。
引っこ抜き不要です。

コツは、一度引き上げ、フレームの上で半回転させます。
すると燃料ホースを外さなくてもこのままウィンカー配線の作業を遂行できますので。
ガソリンタンクを離脱させようとすると、どうしてもガソリンをこぼしたり漏れたりしますので、この方法がベストです。
ただ、この場合も、タンク内のガソリンは少ないに越したことはありません。
なるべく少ない時に作業しましょう。
次の記事では、リアウィンカーの交換法をやってみたいと思います。
ではでは。