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さて、今回はメンテナンスマニュアルです。
スズキの2スト原付のヴェルデ。
人気はそこそこあったのですが、ビーノやジョルノと比べ、圧倒的に販売台数が少ないので、なんとなく、コアな車種で、珍しい感じはします。
ユーザーのDIYメンテナンスとして、一番踏み込みしやすいのが、今回行うプラグ交換のはずだ。
AMAZONや楽天でも、型番さえわかれば、かなりお安くお買い求め頂けるとともに、調子は瀑上がりするという消耗品だ。
ただし、プラグ交換の場合は、プラグ外し、プラグレンチという専用工具が必要になる。
これをプラグと一緒にセットで買ったとしても、バイク屋さんで毎度毎度やるよりは得だと思う。
一度、セットで揃えてやってみようじゃないか。
この作業だが、ヴェルデの前期型CA1MAにも、後期型のCA1MBにも対応可能だ。
作業の途中ということもあり、ボディカバー類は外れているので、明るくて見やすくなっている。
覗き込む部分は、この部分。
これが、プラグキャップだ。
まずは、このキャップを外す必要性がある。
前方に引っこ抜けば良い。
見やすいように手前に出して来たが、邪魔なので、奥にしまっておこう。
ガッチャでは、プラグレンチは、すべてこれで行っている。
KTCのアップグレード工具の、ネプロスというシリーズのプラグレンチ。
マグネットが内蔵されていて、外したプラグをキャッチするという優れモノだ。
レンチソケットをハメます。
20.8mmという中途半端なサイズなので、変なサイズの合わないレンチを使うと、あとで後悔することになる。
ソケットを回すべく、ギアレンチをかけ、反時計回りに緩める。
目線が反対になったりするので、間違えないように指を使って回転方向を確かめながら作業しよう。
間違えて締めてしまって、ヘッドを舐めた!というトラブルは、ガッチャにもわりと多い事例なので。
プラグが外れました。
極力、固い時だけ工具を使い、あとは手回しが基本だ。
プラグの電極はあまりイイ状態ではないので、即、交換です。
BPR6HSA という型番になります。
古いスクーターだったが、プラグは古い、新しい関係なく必要なメンテナンスです。
始動性の向上、燃費の向上、最高速も伸びるはずだ。
一度はやってみたい作業だろう。
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