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【マニュアル】キャビーナ(ブロード)50/90のメットインボックスを外すと広いメンテナンス領域が広がる!
今年の成人式は歴史的な珍成人式みたいですね。
18才新成人、19才成人、20才成人と三種成人が入り乱れていることもあり、大成人式になっているもようです。
18、19の方、勘違いしてお酒飲まないよーに。
さて、今回のDIYメンテナンスは、屋根付きバイクの先駆者、キャビーナ50/90です。
文句のつけよーが無い名車と言ってイイと思います。
いまだ乗られているユーザーが居れば、しっかりケアしてあげて、大切にお乗り頂きたいと思います。
もし、お困りのことがあれば、古い2ストもしっかり直しますので、ガッチャにお気軽にご相談ください。

これがなぜ名車かと言うと、乗ってみないとわかりません、きっと。
スタリングの良さもそうですが、エンジンフィーリング、足廻り、ライディングポジション、装備、質感、すべてにおいて、屋根付きバイク世界ナンバー1と言えるモノだと思います。
もちろん、ジャイロキャノピーは、このフィードバックにより誕生した名車ですが、2輪には2輪の機動性の良さがあります。
そもそも、三輪はバイクじゃないですからね。
モビリティというカテゴリーに入るモノで、二輪の乗り方は通用しない、まったく別の乗り物です。
ほんとは四輪メーカーが開発してもおかしくないモノなのですが、ホンダが大々的にやったから、バイクになった。とゆーだけです。
んで、こいつのメットインボックスを外してみよーと思います。
とゆーのは、メットインボックスが巨大で、ガバって外すと、かなりのメンテナンス領域が広がり、エンジンオーバーホールもできちゃうぐらいだと思います。

まず、このカーペットですね。
豪華仕様ですね。

オイル給油口の部分が切り込みが入ってて、ちゃんと剥がせるよーになってるのがにくいですよね。

ポッチを引っ張るとフリーになり、外せます。

あとはベリベリって外してください。
マジクロでくっついています。

外れるとこんな感じ。
奥に深いですね。

まず、シートロック部の2本の10mmネジを外します。

ど真ん中の1本の10mmネジを外します。

底部の2本の10mmネジを外します。
同時にオイル給油キャップも外しておきましょー。

オイルタンクには、ゴムパッキンが被ってるので、これも外しちゃいます。

あとは引っ張り出すだけ。
オイルタンク部をうまくかわしながら、わりと力を入れて、ガバっと外し込んでください。

これで外れました。
広いですねー
テールランプやら、オイルタンクやら、キャブ、マフラー、プラグ、リヤサスなどなど、かなりの作業が楽にできるのが、嬉しいですね。
メンテナンス性がイイのも、このキャビーナの長所で、ほんと、文句のつけよーがありません。
これまでバイクに名車というモノがいろいろ呼ばれていますが、そのどれもが、「三方よし」のバイクなんです。
まず、ユーザーが満足するバイク。
売れるとメーカーのブランドバリューが上がる&儲かるバイク。
そして、修理するバイク屋が汎用性がありイジりやすいバイク。
それが揃って、やっと名車候補です。
ふつーに、こんなイイバイクがタイムリーに流通されていた時代に生まれ、そんな名車たちに接することのできる商売につけて、しみじみ良かったです。
今は、ろくなガジェットがありませんからね。
ではでは。
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