すごい暑さですね~
ここまで暑いと、エンジンブローの案件が増えます。
レッツ4、アドレスV50、トゥデイ、ディオ・・・ぜんぶ空冷エンジンです。
そう、空冷では35℃を超える気温になると、都心の渋滞路のアスファルトのすぐ上は50℃~60℃にも達しています。
空冷エンジンでは冷えないんです。
エンジン冷却も重要なのですが、気温が上がるということは空気が熱により膨張しています。
膨張すると、新鮮な空気がエンジン内に入りにくくなり、エンジン爆発がカブリ気味になるんです。
その膨張して酸素量が減っているところに、エアフィルターが汚れているとより燃料効率が悪くなるわけなんです。
だから、この夏は、エアフィルターをキレイに保つということも忘れてはいけません。
そこで、今回はエアフィルターがぼそぼそでかなりコンディションが落ちている古めのバイク、タクト(AF24)のエアエレメント交換法をやってみたいと思います。
この車種のエアエレメントは、他にもジョルノ(AF24)やディオ初期型(AF18/25)とも同一パーツです。
事前にエレメントを購入して準備しておきましょう。






前回の作業でサイドモールは外れていますので、こんな状況かと思います。
もし、外れていなくても作業できますので。

脇から見て5本の#2プラスビスを外します。

短めのビス形状です。

エアクリーナーボックスカバーを外します。

これがエレメント本体です。
ただ、もっとヘタっていると思っていたのですが、そこそこ原型は保っていますね。

でも実際に表面を触ってみると・・・ぼそぼそと・・・こりゃダメですね。
廃棄しましょう。

エレメントの交換は当たり前として、このエアー吸い込み口も汚いです。
ガソリンでキレイに洗っておくとイイと思います。
さらに、ボックス内部も。

この内部壁も以外と汚れていると思うので、ココはパーツクリーナーを使って丹念に掃除してみて下さいね。
できれば、ボックスごと外して、ガソリンにドボ漬けするのがイイでしょうね。
ではでは。




