2024年3月1日より受付電話番号を廃止し、全ての修理予約は公式LINEからとなりました。
ズーマーのセンタースタンド崩壊!スタンドアッシーをフル交換する方法をレクチャー
今回ご依頼があったのは、ズーマー(AF58)がスタンドが立たなくなってしまったとゆー案件。
どーも、転んでしまって縁石かなんかにエンジン下部を思いっきりぶつけてしまったよーです。
それから、スタンドを立てると斜める とゆーことです。
おそらく、スタンドアッシーがへんてこになってると予想し、現場に行き、見てみると、なるほどー
なかなかセンタースタンド系の作業は出張では難しいので、工場に引き上げて修理することにしましたが、ま、参考になりそうなので、記事化してみました。
ズーマーは、AF58の型式、一機種のみ。
キャブだろーとインジェクションだろーと、スタンドは一緒です。
スタンド自体をサブフレームに装着される構造になっています。
つまり、このサブフレームごと、移植するのが一番カンタンな方法であり、今回は中古品をガッチャが在庫しておりました。
ただし、作業は車体を吊らないと出来ません。
それが厄介よね。
こんな風に前輪をロックして、天井から吊って作業するのが一番スマートですかね。
状況としてはこんななってます。
このサブフレーム部分が欠損しているのが原因ですね。
要はスタンド自体は故障していないんですが、ま、今回は分解もめんどっちーので、アッシー交換してみよう。
ちなみに反対側はマフラーと干渉するので、マフラー脱着は必要になります。
既存のスタンドアッシーを外したところです。
とにかくネジがヤバイ状態ですね。
これはエンジン躯体にネジが切ってあるのですが、そのネジが舐め気味ですね。
鋳造金属なので、舐めやすいのは確かですが、逆に言えば、ネジ切りを掘りやすいとも言えます。
M8のタップを用意します。
タップを切り直します。
そうすることで、新たなM8ネジが効くようになります。
これは中古のスタンドアッシーです。
サブフレームもついた状態です。
仮止めして、ネジをぶっこみます。
これを舐めてしまっては元も子もないので、慎重に手締めでやっていきます。
あとは本締めして完了。
はい、しっかり装着完了ですね。
このスタンド装着の方式ですが、ズーマーだけじゃなく、スクーピーやスマートディオも同一の方法で行うことが出来ます。
とは言え、ズーマーは大きなタイヤを履いているので、スタンド長が違うので、まったく同じパーツではありませんので、ご注意下さい。
ではでは。
コメント