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寒い季節が終わり、これから暖かくなるとバイクの季節到来ですね。
この時期は新生活も間近ということもあり、通勤に使う原付バイクのメンテナンスで、ちょ~~~~忙しいです。
その中でスマートディオ(AF56)が入庫しており、こちらのバッテリー交換作業がありましたので、レクチャー化してみます。
このディオは、4ストの初期型ということもあり、ホンダも少し迷走している部分がありました。
セルモーターを止め、ジェネレーターをマグネットで回す方式を採用。
つまり、クランクシャフトが直接回るので、ボタンを押しても、キュルキュルキュルキュル~といういわゆるセル音がしないのが特徴です。
そのジャネレーターを回す動力が意外と食うので50ccにしては大きな容量のバッテリーが必要となってしまったとゆーわけです。
比較的、現在でも乗っているユーザーは多い方で、街でもちょいちょい見かけます。
エンジンはすこぶる丈夫で、ホンダの水冷エンジンは、ちょっとぐらい焼き付いてても3年は乗れるぐらいの凄まじい頑強なモノです。
ただし、後期型のAF63型、インジェクション仕様の場合は、エンジン不動になるケースが、このバッテリー電圧低下なのです。
インジェクションがバッテリー駆動でして、バッテリー電圧が下がると燃料を噴射しなくなってしまい、エンジンが掛からなくなってしまうわけですね。
そんな時にも、今回のバッテリー交換方法は参考になると思いますので、早速やってみましょー。
まずはシートオープン。
黄色のスタンドロックレバーすぐ下に、乳白色のカバーがありますよね?
これがバッテリーボックスカバーです。
この2箇所のツマミを下に下げながら開きます。
このカバーが外れると、もうすぐにバッテリーが露出します。
ちなみに、手前にある黒いキャップ部が、クーラント液の補充口です。
バッテリーのプラス端子が見えていませんね。
この矢印の部分を押し下げて、端子カバーを今度は外して行きます。
これでプラス端子が見えるようになります。
端子をプラスドライバーで外し、バッテリー留めのゴムバンドを外します。
これでバッテリーを引き出せば完了です。
型番は、YTZ7S です。
最近はネットでも比較的安めに入手することができるようになりました。
ではでは。
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