2024年3月1日より受付電話番号を廃止し、全ての修理予約は公式LINEからとなりました。
ビーノ(SA37J)はバッテリーが死んでしまうとエンジン不動と化す
当初、お電話の段階では、ガッチャの消耗品交換パックの「リフレッシュパック」がベストかと思い、パーツを用意して現着。
ファーストメンテでやることは、救急医療と同じく、トリアージ、つまり診断振り分けです。
症状を見極め、どの修理をするか?を瞬時に判断します。
つまり、この時点で修理メニューが決まり、見積もりが決定します。
腕が悪いとされるバイク屋は、これが出来ません。
腕が悪いと言うと語弊がありますが、とどのつまり、経験不足です。
これが、出張修理における、エンジンストップ修理の流れとなります。

今回、マンション敷地内で落ち着いて修理をすることが出来ましたが、道路上でも、このぐらいの場所があれば、どこでも作業可能です。
トリアージすると、ちょっとおかしい。
バッテリー電圧が、2.5V。
そんな低いはずが無いので、ひょっとすると、どこかの配線が断線して電気が流れちゃってる可能性もあることあります。
数日前までセルが回っていたことを考えると、あまりにも低い電圧に頭をかしげました。

あと、もうひとつ要因があるとするならば、キーをONにしっぱなしにして、1日ぐらい置いちゃった場合。
でも、それもお客様に確認しましたが、どうやら大丈夫みたい。
?です。
電圧計がぶっ壊れている可能性も無くは無いので、ひとまず、用意してきた新品バッテリー交換を行いました。







ま、この時点でレギュレターやダイナモうんぬんを電圧チェックしてみてもイイのですが、北区という立地もありますので、すぐにバッテリーあがりを起こしたら、再度、修理に臨みましょー と、お客様とも話し合って決めました。
まずは、新品バッテリーで数週間乗ってみて、またバッテリーに不具合があれば、電装系チェックを行う。という方法。
修理は、ケースバイケースです。
なんでもかんでもやるということではなく、お客様にも金銭的にも時間的にも負担が少ないように、整備内容を考えるのも、大切なことですね。

今回のご依頼:東京都北区 出張バッテリー交換 15,000円