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エンジン不動のレッツ4はプラグに火花が飛んでいなかった!そんな時はCDIを疑え!
今回入庫したレッツ4(CA46A)は、エンジン不動になったとの案件。
現場で対処したのですが、エアエレメントはぼろぼろ、パンクはしてる、シートは張り替えなくちゃならない ということで、お引き上げとしちゃいました。
正直、工場がぱんぱんです。
大至急修理して、吐き出さないと動けなくなります。
まず、インジェクションを調べると、しっかり燃料は噴射している様子。
一番疑わしい部分はクリヤーです。
あとはプラグの経たり。
こちらも、電極や焼け方を見る限り、キレイなもんです。
これも違う。
エアエレメントは交換済み。
あとは電装ですね。
プラグを外して、火花が飛んでいるかどーか調べると、やっぱり飛んでないや。
チチチチ・・・って、白い火花が電極に飛ばないと不良です。
レッツ4の場合、イグニッションコイルが故障しているケースは、まず無いので、CDI(ECU)を疑うのが正解。
というのは、確認がカンタンだから。
バッテリーボックスと同じ箇所に収納されていて、コネクターもカンタンに外れる。
つまり、替えのパーツさえ持っていれば、交換することですぐに確認できます。
今回、ウチが持っていた代替えパーツは、レッツ5のモノ。
でも、変わらないです。
なんかインジェクションコントロールが変更になったとかなんとか聞いたのですが、ウチで調べた限り、なんら変わりないので、ハッキリ言って使えます。
共通パーツと言ってよろしいかと思います。
付け替えて、今一度試してみましょー。
見えるかな?
白い火花が、チチチチ!って元気よく飛んでいるのが?
これでプラグを付けて確認してみよう。
すんなりエンジンがかかりました。
ひとまず、今回の修理はこれで完了。
翌日にはもうお届けできたので、お客様も大喜びでした。
日々、原付バイクで駅まで通われているユーザーには、バイクの故障はジーザス!ですよね。
なるべくお客様の不便が減るように、スピーディーな対応をして行きたいと思っております。
ではでは。