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ここから始まったディオ伝説!初期型ディオ(AF18)のレストアを完了
ガッチャはあまり古い原付バイクの修理はお引き受けしておりません。
基本的には。
ただ、常連さんに、お願いします!と頼まれると、どーにもこーにも断れない。
今回依頼のあった初期型ディオ(AF18)もその一台。
実は、ずーっとお預かりしていた一台で、ガソリンタンクだけがどーしても見つからなかったんです。

それが、東北地方で解体屋さんをしている業者さんからご連絡を頂きまして、新品が手に入ったとのこと。
かなり金額を乗っけられたんですが・・・ま、そこは致し方ないですね。
お客さんの要望でもありましたので、購入し、取り付けを行いました。

これは燃料ポンプです。
燃料ポンプに関しては分解洗浄してしっかり動きを確認しております。

燃料センサーですが、これはそれほど腐っていないようなので、既存を使います。

あまり外装はそれほどじゃないようですが、中身はサビで腐っています。
とにかくガソリンが腐った匂いが臭いですね。

んで、これが新品のガソリンタンクです。
今後30年は残しておきたいというのがお客さんの要望なので、このガソリンタンクの他にも新品パーツで組んだところは数知れずです。
ひととおり組付け終わったので、仕上がりを見てみましょうね。

まず、サスペンションが新品交換しました。
合わせてベアリングなども。

シートは張替えました。
グリップやら、レバーやらも新品交換済みですね。

インナーカバー類も一部は新品パーツを組んでいます。
マフラーもオリジナルにこだわりたいようで、良品を見つけて来ました。
マフラーガードだけ、あとで装着予定です。

キックレバーもゴム巻きが懐かしいですね。
エアクリーナー自体も、かなり良品を見つけて組み上げています。
キャブの上まわりは新品を使用しています。

キレイでしょ?
コンパクトでクイッキーな足廻りで、とても乗りやすいですね。
今の肥大してしまった原付バイクとは、いくら新車で装備が良くっても、違う魅力がありますね。

こうしたレストア案件は、あまり記事にして、それを見たお客様からお問い合わせがあると大変なので、正直、これまでは載せてなかったんです。
ただ、その依頼したお客様から記事にしてくれー と頼まれることも少なくないので、今回は特別にご紹介させて頂きました。
あ、それと、一応、今回の修理に掛かった金額を申し上げておきます。
これぐらい掛かるんだ と理解して頂ければ幸いでございます。