加速時にガクン！と言ったら龍角散＠ディオベルト交換

すんげー強風ですね。

近くの学校に植えてある太めの木も倒れておりまして、朝から大変な作業をしておりました。

爪痕を残すってのは、このコトですね。

台風もバイクも、壊れる前になんとかしておけば！

なんて思うモノでしょう。

壊れてから修理するのと、壊れてから修理するのと、どちらがコストが低く抑えられるでしょうか？

んー　時と部位と場所によりますね。

今回ご依頼のスーパーディオ（AF27）ユーザーは、故障の前兆を読み取って、ガッチャにお電話して来てくれました。

壊れる前修理です。

結果的に、ドライブベルトの摩耗における原因だったのですが、ベルトがゴムで出来ており、鉄と鉄で挟み込み、磨り合わせて、その摩擦で動力を伝えております。

いくら純正品を使ったとしても、1年～2年使える程度です。

使えるとは、ドライブベルトとしての役割をある程度全うできる年数です。

毎日毎日仕事で通われているユーザーなら、どの程度で交換しなくてはならないか？把握する必要性があります。

これは、原二とも違うでしょーし、もちろん車種によってまちまちです。

ホンダの場合は、比較的、短いスパンで交換する必要性があります。

プーリーとクラッチが近いので、ベルトが短いからです。

短ければ、その分回るわけで、摩擦も多い、つまり、摩耗が多いわけです。

そして、摩耗の前兆とは、加速時に、ガクン！と一瞬ベルトが滑るよーになります。

これは、クラッチの経たりとも似ていて、しょーじき、お電話では判断がつきません。

現着して確認すると、クラッチシューはたっぷりあるコトを確認。

ただし、アウター部にかなりのオイルカスがこびりついているので、これが加速に影響を与えている可能性もあります。

昔の2サイクルエンジンは、クランクケース内にも、オイル汚れをもたらします。

厄介だ！

そして、肝心のベルト。

新旧を比較するとわかると思いますが、エッジがめくれあがったら、もう交換時期。

GRONDEMENT(グロンドマン) 日本製ドライブVベルト スーパーディオ(AF27) 

裏を見れば、ひび割れが起こっており、まず、間違いなく、ガグン！ってなる原因は、ベルトの摩耗であったでしょう。

今回、仮にベルトが切れてから交換したとしても、切れる前の交換だっとしても、料金は代わりありません。

しかし、このユーザーさま、通勤に支障をきたしたでしょーか？

バスや電車を使った日があったでしょーか？

お車を使って余計な駐車場代やらガソリン代がかかったでしょーか？

事前に、前兆をしっかりと読み取り、ガッチャに適切に伝えて頂き、ベストなタイミングで交換が出来た。

ロスがまったく無いんです。

「　壊れる前に直す　」

この言葉、2つの意味を持っているんです。

このコトの重要性を、今一度、原チャリユーザーの皆様、真剣に考えてみてはいかがでしょーか？

最後は、ロスの無い日々を送っている方が、人生勝ちますよ。