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足立区@ビーノ4の電磁ポンプ異常
最近は、原付スクーターも、4サイクルエンジンが主流になりました。
よりクリーンで、静かで、経済的というのがウリです。
これまでの2サイクルエンジンに比べ、特にメリットを感じているのは、燃費と考えてイイのではないでしょうか?
電磁ポンプの異常を直す
ちっとのガソリンを効果的にエンジンに中に入れるコトが出来るのが、4ストエンジンの特徴であり、そして、電子制御のインジェクションという装置です。
これまで、キャブレターという装置を使って、エンジンの中に、燃料を送り込んでおりましたが、今は電子制御でしっかりと噴射量を管理し、燃費アップしております。
ただ、このインジェクションの方式が、まだまだ、発展途上。
特に、不具合が多いのがヤマハです。
今回の出張修理のご依頼は、ヤマハビーノの4スト、そして、そのインジェクション車です。
1ヶ月乗らないだけで、エンジンがかからず・・・ という依頼なのですが、もしや? という予感です。
特に、この夏の暑さなどで、インジェクション関連のトラブルは多いです。
足立区と、近いので、引き上げ前提でしっかり修理を行う予定ですが、現着してみると、お客さま、しっかりしている方のよーで、ボディカバーをちゃんとしております。
大切に乗っている証拠ですね。
とても、好感が持てます。
おそらく、程度も悪くないレベルだと容易に想像がつきます。
現車を見ると、案の定、程度良好。
ただし、オイルが戻っている様子。
左後方、エアクリーナーから伸びるホース内にオイルが溜まっているのがわかるでしょうか?
これは、正常に混合気を吸入していない証拠と言ってイイでしょう。
圧縮漏れの可能性もありますし、排気不足、そして、噴射装置の不具合です。
持ち帰って見ると、やはり、インジェクションに燃料を送り込む電磁ポンプの異常です。
キーをONにし、ジーーーーーー って言うのが電磁ポンプの作動音。
これがしない。
そこで、燃料タンクに直結する電磁ポンプを丸々交換という作業内容になりました。
だいじょうぶです。
しっかり、部品は持っておりましたので、修理は、当日に終えるコトが出来ます。
他のバイク店に絶対にマネ出来ない、この迅速さが、ガッチャの最強の利用シーンであります。
都合で夜になってしまいましたが、当日返しは、やはり、お客さまにとっても喜んで頂けました。
昨日までのそのバイクが使えなかった生活と、明日からのバイクが使える生活の違い。
この「違い(変化)」にお金を払って頂ける、わたし共と価値観がリンクした、今回も、すばらしーお客さまでした。
ありがとうございました。
今回の修理データ
エリア:東京都・足立区
バイク:ヤマハ・ビーノ4(SA37J)
トラブル:電磁ポンプ異常
作業時間:約80分
作業難易度:★★★☆☆