CATAROG
原付バイクカタログ

レッツ4【CA46A】
profile
エンジンを中国の提携工場で生産し、組立を国内で行うことで税抜10万円を切る低価格を実現したベーシックスクーター。
スズキ独自の高速メッキ技術を生かしたアルミメッキシリンダーや、インジェクターと燃料ポンプを一体化したディスチャージポンプ式フューエルインジェクションを採用した強制空冷式OHC単気筒エンジンは、30km/h定地で80km/Lの低燃費を両立させている。
取り回しや足着き性を考慮したコンパクトな車体ながら、シート下にはXLサイズのヘルメットが収納できる中敷シート付きパーソナルスペースを確保。
ハンドルロックとシートロック解除機能を集約したメインスイッチや鍵穴シャッター、直結始動防止回路、コンビニフック、U字ロックホルダーの採用など、操作性や盗難対策も十分考慮されている。
2010年11月にマイナーチェンジ。搭載するエンジンをレッツ5と統合し、大型リアキャリアを標準装備とすると同時に、ヘルメットボックス内のインナーマットを廃止した。
中国生産から国産となるが、エンジン出力は5.0psから4.5psとデチューンされ、さらに非力なマイルド志向スクーター路線を歩むこととなる。
Let’s5発売後も併売され続けていたが、2015年に新型のLet’sと入れ替わる形で生産終了となった。
weak point
- 塗装品質が悪く、フレーム、キャリア、スタンドなど錆びやすく摩耗が早い
- フロントサスペンションが弱く2万kmも乗るとガタガタになる。
- 空冷も相まってオイル摩耗が激しく焼き付き車続出のため中古車市場ではほぼ出ない。
- 小さい車体は大柄な男性には不向き。
- タイヤ扁平率が高く、空気圧低下によりホイールが凹みやすい。
spec
型式 | JBH-CA46A |
---|---|
発売年月 | 2010/11 |
全長×全幅×全高 (mm) | 1665×600×985 |
ホイールベース (mm) | 1150 |
最低地上高(mm) | 105 |
シート高 (mm) | 685 |
車両重量 (kg) | 68 |
最小回転半径(m) | 1.8 |
燃料消費率(1)(km/L) | 73.0 |
測定基準(1) | 30km/h走行時 |
原動機型式 | A404 |
原動機種類 | 4ストローク |
冷却方式 | 空冷 |
排気量 (cc) | 49 |
カム・バルブ駆動方式 | OHC(SOHC) |
気筒あたりバルブ数 | 2 |
内径(シリンダーボア)(mm) | 39 |
行程(ピストンストローク)(mm) | 41.8 |
圧縮比(:1) | 10.7 |
最高出力(kW) | 3.3 |
最高出力(PS) | 4.5 |
最高出力回転数(rpm) | 8000 |
最大トルク(N・m) | 3.9 |
最大トルク(kgf・m) | 0.4 |
最大トルク回転数(rpm) | 7000 |
燃料供給方式 | フューエルインジェクション |
燃料タンク容量 (L) | 4.5 |
燃料(種類) | レギュラーガソリン |
満タン時航続距離(概算・参考値) | 328.5 |
エンジン始動方式 | セルフ・キック 併用式 |
点火装置 | フルトランジスタ式 |
点火プラグ標準搭載・型式 | CR6HSA |
搭載バッテリー・型式 | FT4L-BS |
バッテリー容量 | 12V-3Ah |
エンジンオイル容量※全容量 (L) | 0.8 |
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) | 0.7 |
推奨エンジンオイル(SAE粘度) | 10W-40 |
クラッチ形式 | 乾式・多板・遠心 |
変速機形式 | Vベルト式・無段変速 |
変速機・操作方式 | 自動変速 |
1次減速比 | 3.500 |
2次減速比 | 3.769 |
フレーム型式 | アンダボーン |
キャスター角 | 25 |
トレール量 (mm) | 65 |
ブレーキ形式(前) | 機械式リーディングトレーリング |
ブレーキ形式(後) | 機械式リーディングトレーリング |
懸架方式(前) | テレスコピックフォーク |
懸架方式(後) | ユニットスイング式 |
タイヤ(前) | 80/90-10 35J |
タイヤ(後) | 80/90-10 35J |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) | 1.25 |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) | 1.75 |
ヘッドライト定格(Hi) | 30W |
テールライト定格(制動/尾灯) | 18/5W |
車両装備:ヘルメット収納 | 有 |