CATAROG
原付バイクカタログ

セピアZZ【CA1EB】
profile
1989年4月発売。当時はメットイン機能が一部のスクーターに採用され始めた時期であり、セピアはアドレスよりもコンパクトで安価なメットインスクーターとして人気となった。CMキャラクターは井森美幸。発売当時の価格は129,000円。
特徴として、シート下の大容量パーソナルスペースに、ヘルメットなどの格納が可能。シート下スペースに内張や照明を設置。シートを開けることなくガソリンやオイルの給油が可能なフューエルリッドを装備。強度と剛性を保つ板金モノコック(シート下スペース周辺)とパイプフレームを併用。低いシート高(675 mm)コンパクトなボディサイズ。
年間販売目標台数は10万台。セピアZZ(ジーツー)は、セピアのスポーツモデルとして、1990年3月に発売された。装備の充実したハイスペックなモデルとしてヒット車種となった。発売当時の価格は146,000円。
特徴として、最高出力が0.2 PS増しの7.0 PSエンジンを搭載。ボトムリンク式フロントフォークとフロントディスクブレーキを装備。他社に先駆けてハイマウントストップランプを採用(最初期モデルはリアスポイラーのみ)。ハイグリップタイプの偏平チューブレスタイヤを前後に装着。チャンバータイプマフラーを採用。
CM
manual









weak point
- 塗装品質が悪く、フレーム、キャリア、スタンドなど錆びやすく摩耗が早い
- フロントサスペンションが弱く2万kmも乗るとガタガタになる。
- 樹脂パーツの品質が悪くカサカサつや消し肌になる。
- ミクニキャブは調子悪い。
- 電装系コードの皮膜が弱く電装系トラブルの元。
- シリンダーメッキ技術が低く、焼き付きやすい。
- メットインボックス自体がフレームで分解不能は致命的にメンテ性が悪い。
- 給油エリアに雨水が溜まりやすく水混入が頻発。
spec
型式 | CA1EB |
発売年月 | 1990/3 |
全長×全幅×全高 (mm) | 1660×635×995 |
ホイールベース (mm) | 1165 |
最低地上高(mm) | 110 |
車両重量 (kg) | 71 |
燃料消費率(km/L) | 58.0 30km/h走行時 |
原動機型式 | A134 |
原動機種類 | 2ストローク |
冷却方式 | 空冷 |
排気量 (cc) | 49 |
2スト・吸気形式 | ピストンリードバルブ |
内径(シリンダーボア)(mm) | 41 |
行程(ピストンストローク)(mm) | 37.4 |
圧縮比(:1) | 7.6 |
最高出力(PS) | 7/7000rpm |
最大トルク(kgf・m) | 0.75/6500rpm |
燃料供給方式 | キャブレター |
燃料タンク容量 (L) | 3.7 |
満タン時航続距離(概算・参考値) | 214.6 |
エンジン始動方式 | セルフ・キック 併用式 |
点火装置 | C.D.I.式 |
点火プラグ標準搭載・型式 | BPR6HSA |
搭載バッテリー・型式 | YT4L-BS |
エンジン潤滑方式 | 分離給油(2スト) |
2ストエンジンオイルタンク容量 | 0.80 |
クラッチ形式 | 乾式・多板・遠心 |
変速機形式 | Vベルト式・無段変速 |
変速機・操作方式 | 自動変速 |
動力伝達方式 | ベルト |
キャスター角 | 25°50′ |
トレール量 (mm) | 62 |
ブレーキ形式(前) | 油圧式ディスク |
ブレーキ形式(後) | 機械式リーディングトレーリング |
懸架方式(前) | ボトムリンクフォーク |
懸架方式(後) | スイングアーム式 |
タイヤ(前) | 80/90-10 34J |
タイヤ(後) | 90/90-10 40J |
ヘッドライト定格(Lo/Hi) | 12V25W/25W |
テールライト定格(制動/尾灯) | 12V18W/5W |