2024年3月1日より受付電話番号を廃止し、全ての修理予約は公式LINEからとなりました。
10年放置したリモジョグを復活修理!
ちょっと乗らなくなると、なんでエンジンがかからないのでしょう?
とよく質問されるコトがあります。
あまり専門的なコトをファーストコンタクトで言うのもなんなんで、原チャリだからです。
と答えるコトも少なくありません。
長年の放置でも諦めないで放置復活パック修理を頼もう
この放置年数が1年や2年であれば、まだ劣化具合は把握できるのですが、今回のお客様は10年の放置。
すごい年数ですね。
通常は、おそらく引き受けてくれない案件でしょう。
現着して車両を確認してみると、さすがの荒れ方です。
ブレーキはギコギコと引きずっているし、パンク、エアーバルブの劣化、アクセルは固着し、マフラーは詰まっている様子。
これは、久々に手間がかかりそうな気配です。
引き上げの修理の際は、一度、受付票にサインを頂き、お持ち帰り。
持ち帰り後、川口工場にて、徹底的にバラして、整備します。
まず、ガソリンの入れ替えは当然ながら、キャブのオーバーホールやら、プラグ、駆動系チェック、電装系チェックなどなど、多種多様なメンテナンスを行います。
当出張修理サービス店の特徴として、東京都内のバイク店ではまず行えない、全身のスチーム洗浄を行います。
10年分のホコリ、汚れ、油を吹き飛ばし、要所要所に錆止めを施します。
こうしたメンテナンスパックを20年続けているから、お客様満足度が違うのでしょう。
そして、今回のジョグ(SA16J)ですが、樹脂のインナーパーツが真っ白になってしまいかっこ悪いかっこ悪い。
そこで、この劣化してカッサカサになってしまった樹脂パーツを復活させ、黒々とさせる方法をご紹介します。
バーナーであぶるという方法です。
表面の水分が無くなってしまった組織を一度溶かし、水分を復活させるコトで黒くなるという原理です。
もちろん炙りすぎは、変形しますので、ご注意下さい。