CATAROG
原付バイクカタログ

ストリートマジック【CA1LA】
profile
1997年2月:ストリートマジック50(TR50V)とストリートマジック50S(TR50SV)の2モデルが同時発売。
ツインチューブフレームの車体や、ロードスポーツ車風の外観、跨ぐタイプの乗車姿勢などの特徴と、スクーター同様の無段変速機との組み合わせは当時他に類を見ない。
イメージキャラクターにTOKIOの長瀬智也を起用し、キャッチコピーは「オレマジ、ストマジ」。
エンジンは空冷2ストローク単気筒エンジンで、50cc版は原動機付自転車の出力規制値の7.2馬力、12インチのホイール、倒立フロントフォークなども特徴的である。
「ストリート」で走り回る「イエローマジック」の意(イエローマジックとはスズキのモトクロッサーのキャッチコピー) で、ストリートで機敏に動きまわる新しいタイプの乗り物、という意味で命名された。
weak point
- 塗装品質が悪く、フレーム、キャリア、スタンドなど錆びやすく摩耗が早い
- 足付き性が良くない。
- 駆動系が弱く、特にクラッチトラブルが多い。
- 計器類の防水処理が悪く、5年もすると接触不良が多発する。
- タイヤが高価であり交換コストが若者の財布を圧迫。
- シリンダーメッキ技術が悪く、ほとんどの個体で焼付きを起こしている。
- ガソリンタンクに雨水が混入する致命的な欠陥がある。
- キックレバーが短く、キック始動性に難がある。
- マフラー形状の悪さから、オイル溜まりとなり、詰まる。
spec
型式 | BB-CA1LA |
---|---|
発売年月 | 1997/2 |
全長×全幅×全高 (mm) | 1635×710×965 |
ホイールベース (mm) | 1080 |
最低地上高(mm) | 120 |
シート高 (mm) | 710 |
乾燥重量 (kg) | 73 |
車両重量 (kg) | 79 |
燃料消費率(1)(km/L) | 47.0 |
測定基準(1) | 30km/h走行時 |
原動機型式 | A152 |
原動機種類 | 2ストローク |
冷却方式 | 空冷 |
排気量 (cc) | 49 |
2スト・吸気形式 | ピストンリードバルブ |
内径(シリンダーボア)(mm) | 41 |
行程(ピストンストローク)(mm) | 37.4 |
圧縮比(:1) | 7.2 |
最高出力(PS) | 7.2 |
最高出力回転数(rpm) | 6750 |
最大トルク(kgf・m) | 0.82 |
最大トルク回転数(rpm) | 6000 |
燃料供給方式 | キャブレター |
燃料タンク容量 (L) | 6.4 |
燃料(種類) | レギュラーガソリン |
満タン時航続距離(概算・参考値) | 300.8 |
エンジン始動方式 | セルフ・キック 併用式 |
点火装置 | C.D.I.式 |
点火プラグ標準搭載・型式 | BPR5HS |
搭載バッテリー・型式 | GT4B-5 |
エンジン潤滑方式 | 分離給油(2スト) |
2ストエンジンオイルタンク容量 | 1.20 |
クラッチ形式 | 乾式・多板・遠心 |
変速機形式 | Vベルト式・無段変速 |
変速機・操作方式 | 自動変速 |
1次減速比 | 3.400 |
2次減速比 | 4.400 |
フレーム型式 | パイププバックボーン |
キャスター角 | 25°00′ |
トレール量 (mm) | 75 |
ブレーキ形式(前) | 油圧式ディスク |
ブレーキ形式(後) | 機械式リーディングトレーリング |
懸架方式(前) | テレスコピックフォーク |
フロントフォークタイプ | 倒立フォーク |
懸架方式(後) | スイングアーム式 |
ショックアブソーバ本数(後) | 1 |
タイヤ(前) | 110/80-12 51J |
タイヤ(後) | 120/80-12 54J |
ホイールリム形状(前) | MT |
ホイールリム幅(前) | 2.5 |
ホイールリム形状(後) | MT |
ホイールリム幅(後) | 2.5 |
ヘッドライト定格(Hi) | 35W/36.5W |
テールライト定格(制動/尾灯) | 21W/5W |
スピードメーター表示形式 | アナログ |