2024年3月1日より受付電話番号を廃止し、全ての修理予約は公式LINEからとなりました。
四ッ谷駅@シグナスXのタイヤ交換
バイク屋が 黒い と思われる理由のひとつに、「現状販売」という言葉の存在があります。
現在の状態での販売物 という意味合いかと思われます。
もちろん、わたし自身も、現状販売 という便利な言葉はたくさん使って来ました。
タイヤを使い切った成れの果て
中古車販売業界では、当たり前のコトで、カンタンに使い過ぎな風潮すら見られます。
ヤフオクを見ていると、こんな出品者がおります。
「当方、業社なので、落札車両に関して消費税を頂きます。現状販売ノークレームノーリターンにて。」
業社さんで、消費税まで貰って、つまりプロが販売しているのに、現状ノークレかよっ!
こんなん常識化しててイイのか?どーか?
そんなコトを気にしないユーザーがお金をケチって落札しておりますが、かわいそうな末路は、多く見ております。
ただ、この流れ、実在の店舗に至っても横行しております。
その被害に合ったのが、今回のお客さま。
四ッ谷駅で、バーストで動けなくなったとのご依頼。
首都高飯田橋ですね。
外堀をぐるっと回って駅まで行く途中。
柵のあっち側で、のんびり釣りをするおっちゃんたち。
外堀で都会の雑踏で、のんびり釣りもええなぁ~
なんて思い続けて20年間。
いつかは、ココで釣りしたい。いわば、将来の叶わない夢ですかね。
現着して、まんま、駅前での作業です。
実は、このお客さま、数日前に中古車店で、このシグナスXを買ったとのコト。
数日前ですよ!?
見て、このタイヤ。
ま、たしかに確かめないお客さんも悪いですよ。
でもね、このまま販売しちゃうのって、どーなん?
あくまで、現状販売 だから、ウチはなんもしない、その代わり安く売るよ。
とゆースタンス。
でも、それは話しがちゃうと思うんです。
走って曲がれて止まれる 基本的なバイクとして機能を果たしていての現状販売でないと、お店で買う理由が無くなると思いませんか?
これじゃあ、バイク離れ、バイク屋離れ が起こっているのは、当然の流れなんでしょうね。
当社は、もう中古車販売は止めました。
そーした世界に嫌気がさしたからです。
どんな安くて悪いお店で買おうが、そのバイクを直せる修理屋さんになったまでです。
いつでも、どこでも、ウェルカムです。