ひどいお話しを聞きました。
タイヤ・ホイールが回らないトラブルで近所のバイク屋さんに預けたら、半年も放置されてしまったらしい。
草加市のZZユーザーからの修理依頼です。
ZZのクラッチ破損を直す
なぜ、その草加市のバイク屋さんは修理に取り掛からなかったのでしょう?
きっとめんどくさいのでしょうね。
膨大な型番の中から適切なパーツを選定し、発注し、修理に取り掛からないとならないバイク修理。
そうしてめんどくさいコトを後回しにした結果なのでしょう。
ひどい話しです。
そもそもエンジンのかかっていたZZも、半年放置という余計な修理代金がかかるコトとなってしまいました。
まずは、駆動系トラブルがどんなモノなのかチェックすると、クラッチアングルとクラッチシュー、さらにアウターまでもが破損している様子。
ZZは、レッツ系の駆動系に無理やり12インチの重たい負荷をかけています。
元々弱い駆動系にさらにムリをかけているとゆーコトで、このよーなケースは多々見受けられます。
クラッチシューも2枚では足りないです、しょーじき。
12インチのこのサイズのタイヤ・ホイールを回すとゆーコトは、原付二種並の駆動系品質が必要となります。
メンテ現場でないとわからない、ただの事実です。
ま、そんなコトを言っていても仕方ないので、クラッチ回りのオーバーホールを完了し、あとは、バイク屋で放置された方の修理をせねばなりません。
キャブの中はガソリンが腐って臭い臭い。
この匂い、手から取れないんすよね。
キレイになったキャブを付けて、他の消耗品を交換してしっかりエンジン始動確認。
ここまでメンテナンスの内容は、完璧なんすが・・・
スズキ車のムカつくトコロ!
樹脂パーツのインナー側のバリ取りが甘く、触れる腕が傷だらけになってしまう。
ほんとっキライ。
三流には三流の理由があるっちゅーコトっすね。