正直言ってしまえば、最近の台湾ヤマハ系の原付二種は、あまり興味がなくて、作りを調べたりということはしていません。
なので、作りがイイのか?悪いのか?性能がイイのか?悪いのか?さっぱりです。
それこそ、知る人ぞ知る的なコアな車両も多くて、それはそれなりにファンが付いているのでしょうね。
過去の2スト系の原付バイクは、新車が出ると、まず事故車をわざと買って来て、バラバラに分解して中身までバッチリ作りを調べたモノです。
原付バイク自体が日本の社会で立ち位置も無く、ただただマニアックな存在となっている今は、そんなことをして調べても、商売に活かせないというのが正直なところで、職務上、そんなことをやっても意味が無いんですよね。
なにせ原付バイクに乗っている人口が少なすぎる。
つまんない社会です。
グチってても仕方ないので、本題に進めます。
前述した、台湾ヤマハの代表格でもある、BW’S125の車体番号の打刻がどこなのか一緒に調べてみましょう。
まず、ステップ前方に目をやると、四角いメクラ蓋があるのかわかりますかね?
この蓋をマイナスドライバーかなんかで取り外します。
こじればパカって取れますんで。
ちっちゃいパーツなので、排水溝なんかに落としちゃわないよーに、お気をつけ下さいませ。
つまり、このカバーを外すことで、メインフレームの一部が露出するんです。
ここに、打刻されています。
打刻とは、金属フレームなどに、英数字を掘ってあることで、昔っから車体番号などに利用されていて、偽造ができないようになってるわけですね。
SEA6J-●●●●●●
この英数字前半が、型式。
後半の数字6桁が、BW’S125の車体番号となります。
ちなみに、後期型は、SEA9J-●●●●●● となります。
前期と後期の違いは、ハッキリ言って、なんの差もありません。
カラーぐらいです。
そんでもって、今度は型式認定番号の位置です。
こちらは打刻ではなく、シールです。
まず、車体左側、クランクケース上方に目を向けて下さい。
エアクリーナーボックスの根元部の方に目をやると、やはり、メインフレームが見えます。
ここにシールが張ってあるので、これを確認して見て下さい。
ちょっとピントが合ってないですが、Ⅱ-1820 ってなってますね。
その数字が型式認定番号です。
登録の際などに必要になりますので、確認場所がわかっておくと便利ですね。