さいたま市桜区からのエンジン不動修理の案件で、出動。
さすがに、8月の後半、動き始めて来ましたね。
外環下もぎんぎんの渋滞です。
夏休み開けのバイクの調子はいかが?
この時期、夏休みがあるので、普段乗っていたバイクに離れるコトになるでしょう。
いざ、会社に行こうとすると、エンジンがかからない!
なんてコトは多く見受けられると思います。
今回の事例も同様の症状。
すこし使わない期間があったら、もうエンジン不動となってしまった。とのコト。
現着すると、マンション駐輪場でした。
まずは、バッテリー電圧をチェック。
相当、セルを回した様子で、電圧は、かなり落ちてますね。
12.6Vぐらいだと、セルを回すのにいっぱいいっぱいの電圧です。
なぜ、まず、バッテリーチェックかと言いますと、レッツ4は、フューエルインジェクションシステムを採用しているコトから、燃料噴射をバッテリー駆動で行っているのです。
だから、電圧が下がれば燃料噴射をしなくなってしまうわけです。
ただ、これぐらいの電圧だと、噴射はします。
キーをONにして、「ジーーーーー」って言えば、しっかり燃料ポンプも動いています。
次に、チェックしたいのが、エアフィルター。
これは、空気の入り口ですから、ココが詰まっていれば、流入が弱くなってしまうので、エンジン内部で不完全燃焼を起こします。
そうした不完全燃焼を起こし続けていると、スラッジが溜まり、バルブの開閉がうまく行かなくなります。
そして、プラグ。
プラグの電極をチェックしましたが、やはり、長年使い続けていたのでしょう。
電極がすり減っており、これでは爆発力が落ちます。
これも新品交換。
交換する際に、直接燃焼室にクリーナーをぶっこんで、テコ入れするのもアリでしょう。
最初、生ガスを吸い込んでいるので、かかりにくかったのですが、アクセルをガバ開けしてあげて、キック始動をしてあげたら、すんなりエンジンがかかってくれました。
最後に、お客さま自身で試乗して頂きます。
これは、ガッチャからお願いするわけですが、試乗で問題なければ、ご精算という流れを取らせて頂いております。
クレームの種を作らない。
こーしたコトも、しっかり抑えております。